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避難所のあり方・石破首相「私は、東日本大震災の際に女川の避難所に一泊した経験が…」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
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*****令和6年10月7日(月)第1319号*****

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避難所のあり方・石破首相「私は、東日本大震災の際に女川の避難所に一泊した経験が…」
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 石破茂首相は先週土曜(10月5日)、「大雨災害」があった能登地方の被災現場や避難所などを視察した=写真・輪島市内の小学校の避難所を訪問した際の様子。首相官邸HPより。その後の会見で記者から、避難所のあり方として「体育館での雑魚寝は、先進国では日本だけという現状を、どう変革するのか?」等と問われた。

 これに対し石破首相は、東日本大震災の際に、大津波の被害を受けた宮城県・女川(おながわ)の避難所に「無理をお願いして一泊させて頂いた」との経験を踏まえ「そのときに比べて、避難所の状況はかなり改善をみていると思ったが――」

 「諸外国では発災から数時間のうちに、コンテナトイレやキッチンカーがやってくる。このような体制にはまだ遠い。わが国は101年前の関東大震災のときと基本変わらない。それは政治として恥ずべきことだ。急いで対応いたしてまいります」等と答えた。

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