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これが体臭が消えるメカニズム!吸着・分解・マスキングとは?

ニオイ悩みの皆さんへ吉報!ニオイ悩みは、デリケートな分、一人で悩んでいる人も多いのではないでしょうか!安心してください!自分もその一人なんです!エッヘン!(て威張るな!)

相手のニオイには気づいても、自分のニオイには気づかないことが多い。でも、着実にニオイの奴らは私たちを貶めようと企んでいます。(ひ~)。でも、安心してください。ニオイを科学することでニオイ悩みから解放が期待できるので、紹介しますね!

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▲ 消臭の原理
1.「くっけて取り除く・吸着」
2.「バラして取り除く・分解」
3.「かぶせて取り除く・マスキング」
〇(豆知識)「活性炭」とは?
〇(豆知識)ポリフェノールで抗酸化!
〇(豆知識)凄いぞ「クエン酸」!-----------
〇(豆知識)消臭成分を含む「自然素材」

1. 「くっけて取り除く・吸着」

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くっつけて取り除くと聞く?と、田舎にあったハエトリ紙とかおもいだしますね~ ベトーっとした粘着テープに付着している黒いハエ。くっつけて取り除く、吸着とはこの原理を応用しているようです。(ニオイの奴らも逃げられませんよ~グフフ)

例えば、活性炭。冷蔵庫の消臭剤にも使われている活性炭はニオイ消しに大いに活躍します!!(あ~よく目にしますね!)BBQの炭と同じ?と思いがちですが、活性炭は炭に人工的に気泡を作った(言い換えればよりスカスカ)状態を言います。

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で、活性炭の作り方は、炭+高温の水蒸気!二つを合わせることで、炭の中の炭素を揮発させることで小さな穴を生じさせるようですよ!大きさは、木炭で見る穴の6万倍の小ささ!(めちゃ小さいですね!)活性炭には無数の小さな穴が詰まっているわけ。

そして、そして-!不思議なのは、活性炭の表面(無数の小さな穴)は、空間に浮遊している「分子」引き付ける作用があり、「気体分子」「液体分子」「ニオイ分子」は活性炭に引き付けられ、くっついて、そのまま、活性炭に蓄積されることになる。(ええええ!)ふわふわ~ペトッツって、まるで、ハエトリ紙の原理ですね!!ニオイも逃げ場なし!

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簡単に言うとこう言うこと!

活性炭の無数の穴 = 表面積が多い = ニオイを吸着させる = 消臭


2.「バラして取り除く・分解」

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例えば、ネジ一つ。されどのネジ一つ。部品が足りない電化製品。本体をバラバラにすれば、電化製品は動かない。この考え方が、バラして取り除く・分解をすること。手ごわいニオイも分解することで無力にできるわけ!(シメシメ!)

まず、科学反応により、ニオイの成分を小さな分子のレベルでバラバラに分解、そうすることで、ニオイを取り除くことがでます。

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代表的なものとして有効なのが・・

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・お茶ガラ

・クエン酸

・重曹

・ポリフェノール

・コーヒーのカス

コーヒーのカスを袋に入れて、靴箱に入れてる人がいましたが、消臭が理由だったんですね!!(目から鱗!)他にも、ニオイを生む微生物を死滅させる働きがある効果的なものとしては・・

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・紫外線
・オゾン
・酸化チタン

天気のいい日は布団干しが当たり前ですが、私たち自身も日差しを浴びることで、ニオイ対策にとても効果的なんですね!

3.「香りをかぶせる・マスキング」

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ムンムンの香水とかつけてる人とか、キツ~って思う時がありますが・・ニオイに香りをのせても、「消臭」にはなりません!(えええ!)香りをかぶせる「マスキング」のネーミングからして、臭いモノに蓋、的な考え方。ニオイ+別の香りでニオイ対策をする方法です。

実際、人間の嗅覚は、嫌なニオイより、いいニオイを早く感じる傾向があるよう。(そう言えば思い当たるような・・笑) 歴史の中だと、西洋中世が有名ですね。着飾った上流階級の人々は、トイレに行くのも着替えるのも大変な労力を必要としたため、公共の場でドレスを着たまま用をたしていた。だから、汚物が溢れた街に住人は香水を身体に振りかける習慣ができ、香水が大流行したそうだ。(想像するだけでも臭ってきそう・・)でも、これだとニオイをごまかしているだけなので、根本的なニオイ対策にじゃないですね。(確かにそう!)

根本的な解決策ではないものの、体臭のあまり強くない人向けの商材として、ニオイ菌を殺菌していい香りでマスキングする方法は有効のようです。(それもアリかと)


〇(豆知識)「活性炭」とは?

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活性炭は私たちの生活に生かされており、浄水フィルターなどは活性炭が効果的に使われている。(確かに!浄水器は活性炭の力が必要ですね!)活性炭が持つ、小さな穴は1ミリの100万分の1の穴のため、水を通すだけで、不純物は活性炭の穴に捕らわれ、キレイな水だけがでてくる!(小さい穴なのに~~!)だから、半年に一度の浄水フィルター交換は忘れちゃいけませんね!

活性炭は、炭素などの多孔質(小さな穴のあいた)の物質で、体積の割に大きい表面積(沢山の小さな穴が網目状の空洞が無数に広がっている。とのこと!目に見えないけど凄い!)を持つので、ニオイ分子などの浮遊する物質を吸着する性質があるそうです!

作り方/
原材料(石炭、木・竹・椰子殻)を加熱(800 ℃から950 ℃)
   ↓
水蒸気や空気などの気体中で炭化させる

(活性炭最強説ここにアリ!ですね!)


(豆知識)ポリフェノールで抗酸化!

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お茶は日本文化に重要な位置を占めていますが、緑茶が消臭にいいとも言われています!その理由として、緑茶に含まれる「ポリフェノール」は殺菌・消臭効果が期待できる植物成分だからです。(だから、ポリフェノール凄い!)

ポリフェノールが凄い点/

・強い抗酸化の働き。(汗から流れる脂肪酸の酸化を抑える)

・ニオイを中和させる働き

ニオイ対策には最高の成分ですね!!!(凄い凄い!)毎日摂らない損しそう~ ポリフェノールが含まれるものとして、「柿タンニン」「茶カテキン」などに多く含まれているようですよ~~

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ポリフェノール含有が高い素材/

赤ワイン、ブルーベリー、なす、カシス、ブドウ、緑茶、紅茶、ココア、チョコレート、そば、かんきつ類、玉ねぎ、玄米、豆類、ターメリック、生姜、コーヒー、柿


(豆知識)凄いぞ「クエン酸」!

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実家だと、「ゆず風呂」に入ったことを思い出しますね。赤いネットに入った、ふやけた柚子が湯舟にぷかぷか~ 柑橘の香りに癒され、風習的なことだけかと思ったのですが、それだけじゃないみたいですよ~!

柚子などの柑橘類の果実に多く含まれる「クエン酸」は、アルカリ性の特質を生かし、お風呂場やキッチンの油汚れを溶かして落とすことができ、殺菌や、消臭も大いに期待できる成分なのです!・・ ゆず風呂って、温まる以外にもこんなに素晴らしい働きをするとは!(凄い、凄すぎる~)お母さんありがとう!感謝しかないですね!!!

ってことは、そのクエン酸を使って、殺菌、消臭が期待できる自家製スプレーも作れますね!!(いっちょやったりましょう!~)クエン酸でスプレーを作ったら最強じゃないですか??運動後や、風呂上がりに気になるところにスプレーしたらバッチリです!!!

➡クエン酸スプレーの作り方/ クエン酸小さじ1杯+水


(豆知識)消臭成分を含む「自然素材」

先ほども出てきましたが、消臭成分を含む素材を知ると、ニオイケアの製品の購入時の参考になるので、是非知っておいてくださいね!(重要だ~カキカキ)

① 柿渋(かきしぶ)●消臭●殺菌
渋柿に柿タンニンが多く含まれている

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② 月桃(ゲットウ)●消臭
ショウガ植物の一種で、ポリフェノールを多く含む(緑茶の44倍)

③ 竹炭 ●消臭●殺菌
竹炭の小さな穴がニオイ物質を吸着する

④ ポリフェノール ●消臭〇抗酸化
脂の酸化を防ぎながら消臭作用がある

⑤ 茶カテキン ●消臭
タンニンの反応によって消臭効果を発揮

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⑥ マリンシルト 〇洗浄
沖縄の海の底にしか存在しない細かい粘土状の粒子で吸着力が高い。皮脂汚れを落とし洗浄効果も発揮

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⑦ ムクロジエキス 〇洗浄〇抗菌
ムクロジという木の実から採れるエキス。天然の界面活性剤と言われ洗浄効果が高く、抗菌作用もある

⑧ モンモリロナイト 〇洗浄
粘土鉱物の一種で、油脂分を吸着するので洗浄に有効

聞き慣れない素材もありますが、勉強になりますね~~ 早速、ニオイケアの商材の裏ラベルを見てチェックしてみま~~す!!

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まとめ

消臭の原理を知ることはニオイ対策の鍵となります。方法としてはニオイの、吸着、分解、マスキング。活性炭で閉じ込め、ポリフェノールで分解、クエン酸で殺菌。自然素材から活用できる成分なので、日々の生活から、ニオイ悩みを解決できるかもしれませんね!頑張りましょう!



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