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隣の性犯罪者。

思い返すと、あれって不同意性交だったなという事が数例ある。もちろん私がヤラれる方だ。女性にヤラれた事もあるけれど、幼い頃にこんな事があった。

9歳か10歳くらいの頃、友達がいない私は1人で石ころを蹴って時間を潰すような子供だった。その日はたまたま、近所の家の庭に行った。その家は植木屋だったので、だたっ広い庭に大量の植木が植っている。椎茸を栽培してたりもする。そこで遊んでいたら指を蜂に刺されたのだ。そしたらそこの主人、おそらく40代のおっさんが私を水場に連れて行って、大丈夫かと私の指をちゅーちゅー吸って毒を出してくれた。その後、絆創膏を貼ってくれたのだが、おしっこしたいだろ??と言い出した。別におしっこはしたくなかったが、首肯すると、おっさんはこの場でしていいぞ、と。家の中ではなく、そこにしていいぞと。そして私のズボンとパンツを下げると、おしっこを出す私の股間をずっと凝視していた。私はビビった。しかし、勃った。なぜか勃った。あれは、我が人生最大の汚点だ。小学生が、性犯罪を受けている真っ最中に勃ててしまったのだ。ああ、汚点、汚点。
その後、そのおっさんと顔を合わせても素っ気ない態度を取られた。考えてみると、あそこで殺されちゃってたかもしれないぐらい危険なことだったと思う。そして植木屋の敷地に埋められて、未解決事件YouTuberの飯の種になっているかもしれない。

おしっこが描いたあの時の美しい弧を忘れない。とか綺麗な思い出にしちゃダメなのよ。性犯罪者はそこかしこにいるぜ、男の子もあぶないぜ、そういう注意喚起なのに。

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