サティア(後編)〜いい夫

愛され夫であり、三姉妹の愛され父さんでもある

にのり です!


前編と後編で終わるかと思っていたら、自分が失敗したことを書くのを忘れていました。

前編→(自分を知る

中編→(物事の見方

リンクを貼ってありますので、こちらも合わせてご覧ください。


サティア(真実)で、かなり苦労したことがもう一つありました。

いい夫である

いい父親である

これが、また辛かった!

どんどん自分を苦しめていきました。

日々ストレスでした。

いい夫でなければならない、いい父親でなければならない。

夫とはこうだ!

父親とはこうあるべきだ!

というものを、

自分で勝手に作り上げていました。

勝手にですよ。

頼まれたわけでもなく、本を読んだり、何かに影響されたり、その時の考え方が反映されていたのでしょうね。


もうその作り上げたものが苦しくて。

イクメンなんてくそくらえ!と思っていましたからね。

都合のいい育児をしているイメージが強くて…(思い込み?)

家事を手伝う、育児を手伝うというのも好きではないですしね。

手伝うってなんだ!って思っていました。

(今でも手伝うという言葉はあまり好きではないけれど、いつの間にか気にならなくなりました。)


そんな感じだったので、自分に高いハードルを設定していました。

”やれること”をどんどんやっていきました。

それが自分にストレスであろうとも。

無理してやっていました。

無理していないか聞かれても、大丈夫!と答えていました。

演じていました

・いい夫

・いい父親

・大丈夫である自分


でも、いつだったか自分が壊れました。

・子供が何をするにしてもキレる

・常にイライラしている

・家の空気がピリピリしている

限界まで達していました。


ある日、子供に怒り続けていたら、

なんだか笑っちゃったんですね。

そして、

こんなに怒っているの嫌だ!と思えました。


そのあと、妻にも言いました。

「ごめん。結構無理しています。」と

『こっちこそ無理させてごめんね。手伝えばよかったよね』と言ってくれました。


そこからは”いい夫”もやめたし、”いい父親”もやめました。

そのままの自分でいようと。

いっときは言葉遣いすらも悪くなったかな(さすがに怒られたりもしたけど)。

でも、そうやって正直な自分を、自分の気持ちを吐き出していかないと変わらないと思いました。

嫌な時は嫌と言うし、面倒な時は面倒くさいと言うし。


演じるなんて無理でした。

演じれば演じるほど、自分からかけ離れていきました。

自分がなくなり、崩壊しかけました。


いい夫、いい父親でいることは

自分で決めたことでした。

でもそれは、

誰も望んではいませんでした。

自分で決めたルールで家族まで苦しめました。


偽りの自分を捨てて、楽に生きていくことにしました。

自分が楽になる、楽しく生きることが、

家族に広がっていきました。

自分も家族にも笑顔が増えていきました。

スキンシップも増えていきました。

幸せであるということを実感することが増えました。


経験しないと私にはわからなかったことでした。

めっっっっっっっちゃしんどい!!!!



素のあなたのことが好きで一緒になったと思います。

あなたも素で居られるから一緒になったのだと思います。

パートナーはどんなことを望んでいるかな?






そのままのあなたでいてほしい



こう思っているんじゃないかな。

少なくとも、私は妻に対してそう思っています。

皆さんは本当はどう思っていますか。





家族と楽しむために使わせていただきます。日常、非日常を味わうことで、ワタシの記事が作成されます!