「永遠の愛」を理解しないと、あなたは、生涯「本物の愛」に辿り着かない。 〜愛は今ここに〜
『永遠に生きると思って恋をし、明日死ぬと思って愛しなさい』
この言葉は、本物の愛にたどり着いた時の、私の心の詩です。
『永遠に生きると思って恋をし』とは、
「死ぬ間際まで、(何度でも)恋をし続けなさい」
「一秒でも永く生きて、恋人と過ごしなさい」
「死ぬまで恋し続けて、成長し続けなさい」
ということです。
恋は、「無常」です。
いつ恋人の心が変化するか分からない。
たとえ、出会いと別れを繰り返しても、
生涯、恋し続けることでしか、愛には辿り着けません。
夫婦であっても、死ぬまで恋心を抱き続けるのです。
『明日死ぬと思って愛しなさい』とは、
「明日は、亡くなるかもしれない」
「明日、突然に別れることになるかもしれない」
「だからこそ、絶対に後悔しないように、常に、今日を愛に溢れた最高の日にする」
「愛は、今ここにある」
という強い気持ちです。
愛は、「永遠」です。
その意味は、恋人・夫婦が、心から愛せるのは、今この瞬間しかないということです。
決して、「永遠」とは、何の努力をしなくても、死ぬまで愛し続けることが出来るということではありません。
結婚式でも、永遠の愛を誓います。
それは、結婚式したから(入籍したから)、「彼(彼女)は、自分を永遠に愛してくれる」と自分本位に思い込みがちです。
そのように理解してしまうと、「今」という二人の時を、大切に過ごさなくなる。
「いつまでも、ずっと二人は一緒にいる」ということを、イコール「永遠」と信じてしまう。
つい、明日も明後日もその次の日も、何一つ変わらず同じように過ごせると身勝手に考えてしまう。
そうした考えを続けると、次第に、二人が会っている「今」(時間)を、大切に出来なくなり、心が離れてゆき、お互いへの思いやりも失われてゆく。
そういう状態を長年繰り返すと、大事な恋を失い、永遠だったはずの愛を壊してしまいます。
「今」この時に・・・真剣に恋し、愛し合う努力を重ねることが、「永遠」なのです。
心の底から、『永遠に生きると思って恋をし、明日死ぬと思って愛しなさい』という言葉が理解できた時に、「本物の愛」にたどり着けます。
しかし、「本物の愛」にたどり着くことは、とても、難しい。
何故か・・・。
それは、二人が、「本物の愛」を求めなくては成立しないからです。
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