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「今までお前にこれくらいの金を使った」と言う彼氏との”今後”

『なんか彼氏と話してるときに、今までお前にこれくらいの金を使った、今までのレシートの金額を計算してすべて足したら、結構な金額だった。

レシートない分を合わしたらもっといくかもしれないと言われました。

この前の誕生日プレゼントも高かったんだけどと言われました。

普通に話していてこの話題が出てくるとか信じられません。はっ??別れたいの??と思いました。

そのときは、奢ってもらったときもあったしね、ごめんねと言いました。

でも私としては彼氏が同い年の場合、ちょっと多めに払うか、割り勘が当たり前だと思うんです。多めに払うときも彼氏が自分から払いました。ちゃんとお礼は言っています。

それをいまになってほじくりかえすなんて…。あきれてしまいました。3年くらい付き合ってるからこのくらいのことで別れるのは…。と思います。

皆さんはお金を気にしすぎる男ってどう思いますか??』

GIRL'S TALKの人気の投稿です。

この問題への助言は、彼氏に真意を聞くしかないという結論です。

3年付き合った結果ですから、色々な理由(真意)が考えられます。

・今後は彼女と割り勘にして欲しい

・金の話をすると別れてくれるだろう(他に本命が現れたから)

・彼女との結婚を考えて節約したいと考えている

・彼の給与などの問題で経済状況が大変になっている

・家庭(実家)の事情で仕送りが必要になった

・お金を使っても彼女の感謝が感じられなくなった

・見栄で付き合ってきたけど、もうこれ以上続けられない

・長期の(ドルコスト平均法による)投資を始めたので節約したい

等々、沢山の事情や理由が考えられます。

その回答によって、彼女が判断するべきかと思います。

ただ、彼氏に直接的に理由を聞いた方がいいか、遠まわしに聞くかは、お互いの関係性によります。

男性は、あまり理由をあれこれ言いたがらないケースが多い。

したがって、お金の話をして察して欲しいと思うこともあるでしょう。

見栄やプライドでお金を使っていたとしたら、直接彼氏に「何でお金の話をするの?」と聞くことは、彼氏の気持ちを逆なでする気がします。

こう言う投稿での女性の回答で、単純に「ケチな男は別れたら」という意見もよく聞きます。

しかし、本当にそうでしょうか。

節約してお金を大切にするのと、分不相応に気前よくお金を使うのとでは、意味が全く違います。

そもそも、ケチというのは、収入に応じて考え方は違うはずです。

格差が広がる時代に、年収が400万円と1,000万円では1万円の価値は違います。

今の時代は、サラリーマンといえども経済の先行きは不安定ですし、中小企業の経営者ならば、尚更、経営財務状況は変化します。

もっと言えば、100年人生での老後に、国が年金や健康保険で暮らしを支えてくれることもままならない時代です。

70年前の54歳寿命から、現在のような100年寿命になると、人生において様々な不測の事態も起き、長期的な視点に立ち”節約する”という考え方が、健全なように感じます。

お金の価値観は、何にお金を使うのかということが大切です。

もしかしたら、この彼氏は彼女にお金を使うことを優先してきたのかも分かりません。

それを、彼女に伝えたかったのかも分かりません。

こうして書くと、”男性より”の楽観的な感想に聞こえることと思います。

私がそう考えるのは、2人が3年も付き合い、何気なく普通の話から、彼がお金の話をしたことには、大切な理由があるかもしれないと感じるからです。

もちろん、その理由を彼女が理解した結果、別れる結論を出すことも致し方ないことです。

だからこそ、悶々としないで彼から真意を聞くのは大事なことでしょう。

もう少し深く考えてみると、3年の交際で彼は彼女との結婚を真剣に意識していて、彼女のお金に対する考え方を知りたがっているのかもしれません。

彼女が結婚してからも、これまでのような金銭感覚なのか、それとも収入に合わせて生活する価値観があるのか・・・。

平成以降、20代の男女の年収を比較すると、女性の方が年収で男性を上回りました。

30代以降では逆転し、男性が女性の年収の2倍となっています。

平成・令和に入ってからの若い男女にとって、割り勘デートが当たり前の時代です。

もし、彼の周りがそうであれば、彼氏からすると納得できない気持ちが、心の中にあるかもしれません。

そういう点で、彼女は「彼にお礼している」と書いてますが、感謝の気持ちが伝わってないことも考えられる。

身近にもこのようなことはあります。

ごく少数の女性で、世の中が”豊かになった”からなのか、自分の収入で美味しいものを食べれるからからなのか、食事をご馳走しても「当たり前」といった態度が見受けられるのはとても残念です。

昭和的な考え方(男が奢るもの)は、30年間収入が増えない社会では通用しません。

時代と共に、お金の価値観は変化するのが当然です。

その時代の変化に合わせて、お互いを思いやりながら、デートの支払い等も、2人で考え話し合うことが必要な時代なのかもしれません。

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