あなたは、突然、女性に泣かれた事はありませんか? 〜それは、脳の働きが違うからです〜
「女心と秋の空」という諺があります。
これは、私もよく経験したことですが、その通りだと思います。
あるお医者様が書かれた本で、学んだことですが。
女性と男性の大脳生理学的な違いは何かというと、右脳と左脳をつなぐ、神経の太さの違いだそうです。
男性は細く、女性は太い。
その神経が細いということは、右脳と左脳との情報伝達量が少なく、速度が遅くなるということです。
女性が、太いというのは、右脳左脳の伝達量が多く、速度が速いということです。
人はモノを見たり考えたりするときに、どちらかを優先的に使うために、両方同時に使うことはなく、両方をその都度使い分けています。
左脳は、論理性・言葉・文字の理解で使う。
右脳は視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などの五感を認識します。
理屈的なものを考えてるときには左脳の活動が活発になり、芸術的な絵を見たり音楽を聞いたりしているときには右脳の活動が活発になることが検証されています。
女性は、なぜ急に泣きだすかということを、この脳科学で説明すると。
たとえば、恋人同士が喧嘩しているとします。
最初は、お互いに論理的に筋道立てて話すのだそうですが、途中から女性は突然泣きはじめたりします。
よくある、ことなのですが。それは、喧嘩する時に、最初はお互いに冷静に話そうと努力して、左脳で論理的に話すよう努力します。
しかし、ある瞬間、女性は左脳で受け止めていたことを、右脳に伝達して処理しようとするのです。
それが、神経が太いために簡単に起こってしまう現象なのです。
右脳に移動した情報は、もう論理的・筋道立ってて処理できなくなって、感情の部分で処理しようとするのです。
私は、この神経の物理的な違いを知ってから、随分公私の生活に役に立ちました。
論理的に考えた結論を好むのは、男性によくある傾向です。
それは、左脳で考えると、そこに集中し続けるからです。
男性が、ビジネスに向いている理由でもああります。
そのことを学んでから、私は、女性が突然泣いたり、怒ったりすることに、対処することが苦痛でなくなりました。
女性が、突然泣いた時は、「あっ、今右脳の感情の部分に意識が移ったのだなぁ」と冷静に思うように努力しました。
その結果、突然泣き始めたら、もう論理的に筋道立てて話すより、しっかり女性の話を聞いて、思いっきり泣かせてあげるという思考に切り替えることにしています。
男は、左脳で考え続けているのですから、泣かれたとしても左脳で処理すればいいのです。
生理学的・物理的に男女の脳の違いを理解しておくことは、とても大切です。
万一、将来、学説が間違っていることが分かったとしても、そのように考えておけば、男女のコミュニケーションは上手くゆきます。
喧嘩の際も、この違いを理解することが、女性の気持ちを理解することにもなります。
この考えは、女性の多い職場でも、同様の考えが役に立ちます。
私も、ビジネスミーティングしていても、よく泣かれる経験があります。
もちろん、私が厳しいことを言ったわけでなく、いじめた分けでもありません。
とはいっても、最近の草食系男子は、職場で、女性の前でも泣いたりするので、この右脳と左脳を結ぶ神経が太くなっているのでしょうか・・。
これも、一つの進化だと思えば、「男なのに泣くな!!」とか、言えませんね。
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