ロシアの預金の没収の日本への影響 〜BRICS通貨の結成のキッカケ〜
ウクライナ戦争が、BRICS通貨の結成のキッカケになりました。
まずは、米国はロシアのルーブルを国際送金網のSWIFTから排除しました。
SWIFTの本社はベルギーのブリュッセル近郊のラ・フルペにあります。↓
SWIFT排除と同時に、ロシアのドル預金(外貨準備)を米欧日の中央銀行と銀行が差し押さえています。
その合計額は、3000億ドル(42兆円)。
この外貨準備を、ウクライナの復興に使うことを決めました。
日銀もロシアの外貨準備(円建て)を5兆円差し押さえています。
こうした米国主導の行動が、産油国側の反米・反ドルの機運を拡大しています。
オイルダラーのままでは、米国が勝手に預金を差し押さえて、勝手に使うということです。
日本は、差し押さえを没収するのか。
現在、ロシアからの資源輸入は、次の通りです。
天然ガスと石炭の輸入額は80億ドル(1兆1,300億円)。
その5倍の預金を没収すれば、ロシアは怒るでしょう。
岸田政権は、米国(グローバリスト)の言いなりであり、必要のないLGBT法案、食べては健康を害するこうろぎ食などは、その象徴的な出来事でしょう。
NATO東京事務所設立は先送りになりましたが、NATOベッタリの姿勢は変わりません。
ロシアの態度は、BRICS通貨の導入からどのように変化するのか、日本にとっても大きな影響を持つものです。
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