文章を書くことにした。
コロナウイルスと梅雨のダブルパンチで外に出れないし、人に会うことがないから人に見せるほどでもない文章を書くことにした。
何かを書こうと思ったのは3か月くらい前で、なんで始めなかったかといえば、
書きたいことは色々あるのにどれも断片的で雫みたいでぜんぜんひとつにならない。でもそんな考えを雨上がりの草についた水滴を手で思いっきり叩き落とす感覚で、
文章を書くことにした。
文章というキーワードを脳内で検索してみたら小学校の卒業文集がなぜかヒットした。
夢について書いた文集に目を通してみると、今の僕からは遥か遠くにあって目視すらできないものだった。
確かあの時は書き直しても書き直しても先生からの指摘の雨で、先が見えない霧の中にいたから、誇張して書いたっけななんて記憶が雨の日に雲の隙間から差す日の光みたいに、頭の中にある断片物をかき分けて一瞬で浮かんできた。
今日の記憶を思い出せるように、頭に置いておいてもいろんなかけらのなかに埋もれてしまうし、声に出してみてもきっと強い日差しに耐えられらないか、雨に打たれて消えちゃうだろうから、
文章を書くことにした
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