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カウンセラーは無責任である

いきなり釣りっぽいタイトルですが、カウンセラーをディスっているわけではありません。
これは「カウンセリングにおいて意思決定はクライアントがする」という大原則を私なりに説明したものです。

カウンセリングの勉強を始めたときに、クライアントの選択をカウンセラーが決めるのはもってのほかで、カウンセリングの初期段階では「こうした方がいい」などの「「助言」も極力しないようにすると教えられました。

このことは当時、営業の仕事をしていた私にとってとても共感できました。
というのは「買う、買わないの決定権はお客様にある」というのが私の持論だったからです。
私は「買ってください」とはなかなか言えない営業で、「お客様がご判断ください」というように最終決断を顧客に委ねていました。それは後のクレーム(「おまえに言われて買ったら...」)を避けたいという自分の小ささもあったのですが。

カウンセリングに話を戻しますと、人生を左右する就職、退職、転職といった場面において、
「仕事をやめる」ことや「就職する会社」をカウンセラーが決めることは恐れ多くてとてもできないのです。

そんなことを勉強した私にとって、テレビの占いや人生相談で、占い師なんかが「仕事」や「結婚相手」について「こうしなさい」「この人が運命の人です」というような相談者の人生について代わりに意思決定してしまうことは、とても責任感があるなぁと思ってしまいます。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
なにか感じたことがありましたら、お気軽にコメントいただけるとありがたいです。
 
今後ともよろしくお願いいたします。


※この記事の中の「カウンセリング」は私が産業カウンセラー養成講座で学習した内容を元に「私の個人的解釈」を書いております。ご理解ください。


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