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脛に傷

 先日室内で転倒して脛に傷を負ってしまった。
 
 1週間程前に購入設置したルームウォーカーの説明書に、利用の際は安全のために必ず靴を履くことと、書いてある。素足や靴下ではベルトとガイドの間に挟まる可能性があるからもっともな事だと、素直に従っている。
 
 先日、朝の定例時刻に、立ったままで靴を履こうとすると、靴のかかと部分が内側に折れ曲がってしまった。手で直そうと、その場で前かがみになったのだが、バランスを崩して後ろ向きに転倒してしまった。
 
 転倒したと言ってもかがんだ姿勢からだし、下は絨毯だから、さしたることはないのだが、右足が頭の上まで来た時に脛部分が、壁の角にぶつかった。慌てて立ち上がり、椅子に座って膝を見ると長さ4センチほどにわたって皮膚が引っ込んでいる。監視人殿は外科に行けと言うが、さしたることはないと、様子をみることにした。
 
 2,3日後、脛の傷は赤くはれ、出血し始めたので、アクリノール液で消毒して傷用のワンタッチパッドで覆う措置をした。以降、毎日シャワーの後で、消毒&パッドの手当てをしている。4日ほど経った昨日、傷は乾燥してかさぶた状態になり、まだ赤いが、腫れは引いた。このまま消毒&パッドを継続すればやがて治りそうだ。
 
 思い起こせば、あの時、すぐ横にある椅子に座って靴を直せば、何のこともなかったはず。高齢者の鉄則は「驕らず、転ばず、風邪ひかず」だ。この程度なら立ったままでも大丈夫だろうと、自分が高齢者だとの自覚がかけていた。 幸いなことに、さしたることはなく収まりそうだが、それでも「脛に傷のある男」になってしまった。
 
 トップ写真は当方の右足、長すぎて持て余し気味・・・・なのだ。

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