日本は「うまい」であふれてる(長野編)
日本各地で食べたものを備忘録的にまとめていくだけの記事です。
今回は長野編です。
①そば
そばを名物にしているところは日本にいくらでもありますが、特に長野県は頭ひとつ抜けている印象(個人的見解です)。
安曇野市穂高の田舎屋。
松本市のこばやし。2018年に全焼の憂き目にあいましたが、一人の被害も出さず、無事に四柱神社敷地内に復活した名店。
戸隠にある奥社の茶屋の古流そば。江戸時代に戸隠神社奥社で出されていたそばが元ネタ。大根おろしに味噌、生姜、からし、ゆずの皮、くるみ、梅干しの果肉を入れてつゆにして食べます。
同じく戸隠のそば茶屋極楽坊のそば。そばってお腹にたまりにくくてハシゴしやすいのがいいですね。
小布施の朝日屋。盛りすぎじゃない?
長野市善光寺の大丸。
千曲市戸倉の萱。ごくまれにつゆなしでいくらでも食べられるくらいおいしいそばに出会うことがあるのですが、この店のそばがそれにあたります。今でもこの店のことは覚えています。それくらいお気に入り。
安曇野(北安曇野郡)の翁。歯応えのつよい田舎そば。
信濃追分の蕎麦処ささくら。大根のしぼり汁に信州味噌を入れてつゆにするおしぼりそば。
上田市のおお西で食べられる発芽そばきり。上田市の本店だと行列の上に数が限られており、ありつくのも一苦労ですが、別所温泉の支店ならアクセスが悪い分意外と食べられます。発芽したそばを使っており、緑がかったぬめりのあるそばが特徴。味と香りが強くつゆなしでもいけます。
野沢温泉のそば処大茂ん。そばって長野県ならどこでも食べられますね。
②おやき
長野県の郷土料理。小麦粉やそば粉で作った生地に、餡子や野菜などの具を入れて焼いたもの。寒冷で米が取れづらい土地らしい食べ物。
正直見た目通りの味であり、特別においしいわけでもギャップがあるわけでもないのですが、中身を餡子にしたり野沢菜にしたりきんぴらにしたりと融通がきいて、それによりまったく別の食べ物みたいになるのは面白いですね。
③栗
小布施といえば栗ですね。室町時代辺りから生産され、江戸時代には将軍家に献上されるほどだったといわれます。
④馬肉
生産量自体は少ないものの、長野県民は馬肉を好んで食べます。馬刺しや馬しゃぶなどでぜいたくに食べられることもありますが、馬肉うどんなどお手頃なメニューもあります。
⑤長芋
⑥信州サーモン
長芋と信州サーモン両方がセットになっている写真があったのでまとめて。
松代は長芋の名産地です。長芋のおいしさは言わずもがななので、あえてここでは多くは語りません。
信州サーモンはマス類の品種。海なし県は魚に弱いというあたり前の事実をひっくり返す、臭みがなく脂がのった一品です。
⑦わさび
日本一のわさびの生産量をほこる長野県。観光地としては大王わさび農場が有名ですね。
わさびが名物の場所で必ずといっていいほど現れるわさびソフト。
⑧美味だれ
美味だれは上田市の文化で、一言でいうと、焼き鳥をにんにく醤油のタレにつけたりかけたりしたものです。そんなのおいしいに決まってるじゃん。
上田駅のすぐ左にある上田からあげセンターでは、美味だれがかかった唐揚げが食べられます。お弁当も作っているので、新幹線の車内で食べることも可能です。車内の臭いがすごいことになりそうな気がしますが。
⑨みすゞ飴
上田駅近くにある飯島商店が100年以上前から作っている、果物の濃厚な香りと味が味わえる乾燥ゼリー菓子です。このみすゞ飴に関しては、別のnoteで長々と書いているので確認お願いします。
今回は以上となります。
長野って寒冷かつ海を持たないという不利な立地なのに、意外とグルメに強いですよね。
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