モラトリアムが終われば
モラトリアムが終われば、何者かになれる。何者かにならなければならないと思ってた。
モラトリアムとは
社会的責任を一時的に免除あるいは猶予されている青年期をさす。生きがいや働きがいを求め,発見するための準備を整える一方,自分の正体,アイデンティティを確定できず,無気力,無責任,無関心など消極的な生活に傾きながら,自我の同一性を確立してゆく。
大学の教授とおしゃべりしていて、「あなたは生き急いでるようにみえるねえ」と言われた。
母と変わらない年の教授だが、数えられないくらいの