見出し画像

安心を感じる脳のネットワーク

子どもの脳の発達についての以下の本を読みました。


脳のネットワークの観点から、「愛着」をとらえなおした記述が目からうろこでした。

子どもの脳は「未熟脳」と呼ばれ、1つの神経細胞が多くの神経細胞につながろうとする。その後、環境や経験などの外界からの刺激に応じて、強化されたつながりは残り、不必要なつながりは除去(剪定)されて、機能的で無駄のない成熟した回路ができあがる。

幼児期には脳内のネットワークがつながりやすくなっている。そのぶん、大量の情報処理に追われておちつかない様子になることも。

14歳ころになると、剪定によってネットワークの整理が行われて、成熟した脳へと変化していく様子がみられる。

幼児期の愛着の大切さは、「安心」を感じる脳のネットワークをうまく形成させることにある!

ということです!

安心ネットワークがうまく形成されていない、「愛着」の形成が十分でない子どもは、自分が安全だと感じられないため、自分の中に芽生えた不安の処理が難しくなる。

逆にいうと、安心感があると、がまんもできるようになる、ということでした。

「脳内ネットワーク」を作る、「安心ネットワーク」を太くする、ということは心の柱を強くする、というイメージでしょうか。

毎日決まった時間に朝ご飯があり、いってらっしゃいと保育園にいく。「おかえり」と同じ時間にお迎えがきて、同じ時間に夕食を食べる。お風呂に入って、絵本を読んで寝る。

あたりまえの繰り返しを守ることがまずは安心ネットワークに大切なんであしょうね・・・

佐々木正美先生も著書の中で

乳幼児期は基礎工事のようなもの。
乳幼児期は、人格の基礎を決定する時期。
その人格はあと(思春期や成人してから)になってやり直すのが困難。
自分という、「建築物」の価値を決定的に決める時期である。
後になって得るもの(小学校以降での教育など)は装飾物のようなもの。
いつでも取り替えられるが、基礎はまず取り替えられない

といわれてましたっけ。

そして、食事の大切さを強調してありました。

毎日繰り返される重要な要素である食事。そこで自分の願いがかなえられる体験は代えがたいもの。

子どもの頃に、毎朝味噌汁があって、目玉焼きと卵焼きを選ばせてもらえたのはありがたいことだったなぁ・・・

子ども時代と味噌汁がつながるのは、私の脳内安心ネットワークが味噌汁と紐づいているからでしょうか。

あたりまえを守ることをいちばんにしたいと思います。


画像1

家族で非日常は最高ですけどねー😆

画像2


朝食ビュッフェのご飯が忘れられないわたしです🤤


きょうもお読みいただきありがとうございます😄


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?