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一年間を振り返る(10月編)

毎年恒例の2023年を振り返っていきたいと思います。ただし、去年は3万字くらいの超大作になってほとんど読んでもらえなかったという苦い経験があるので、今回は四部作11回に分けていきたいと思います(1月を書いたらいきなり長すぎた)。年末年始で時間がある皆さんのぜひコタツのお供に読んで欲しいです。

今回の10月編は大体7分くらいで読める分量です。


10月

世界狭すぎる(定期)

友達がドミニカに急にいくって言い始めて、それが下記のプログラムだったんです。個人的にだそう!と思って院試だからやめようと思ったプログラムでした。URL だからこそ、ちょっと悲しかったりしたんですが、ドミニカに行ってらっしゃ〜いって言いました。

このプログラム

そうしたら友達からドミニカの日本の外務省の方がたまたま僕のことをご存知だったみたいで、すっごくびっくりしました。

世界狭い定期

実はこの外務省の方は高校の時に一度お話をしたことがある方で、それからはFacebookで交流がある程度だったのですが、僕のことを見てくださっていたみたいでとてもびっくりしました。偶然1:その方がドミニカにいらっしゃること 偶然2:そこにワイの大親友が行ったこと。世界って狭いですよね

そういえば去年も世界狭いって書いてました。

そんな中で一番びっくりしたのはいとこにあったこと、マジで世界が狭すぎる。小学校の時の同級生に実はこれで2人会っていて、あれ僕の生まれた街って5万人しかいないめちゃちっちゃい街なんだけどなって思ったりして。本当にこの世の中は小さい、だからこそ世界に対して恐れを持つのは本当に無意味だと思う。思ったより世界は僕らを超えてこない。

8月



事業にはドライバーがある

ヤマダ電機ー>パナソニックの系列店
つまり最初の余剰金がある

10月

ヤマダ電機って最初パナソニックの系列店として始まったらしいです。そういうふうに最初どんな企業にも繋がりによるキャッシュポイントがあるな、って僕は思います。そういう会社の事業としてのドライバーに対してアンカーとして持つ必要があるなって思いました。そう思って書いたのが、下記のScrapboxです。

あとそれでいうとドライバーという視点なき、最近の傾向への疑問です。

若手起業家、売上を上げる前に資金調達しちゃうとビジネスについて理解しないまま死ぬのではないか?

10月

もちろんシードというステージがあるのも知っていますし、そこが一番リターンがデカくなるのもわかります。ただ、次世代の育成という観点から若手起業家=シードファイナンスとしてしまったり、ビジネスをなんとなく理解してもらう前からしてしまうのはどうなんでしょうか、という疑問です。

利益企業は利益が出ることしかできない

10月

学生の強みって”金にならないことに時間を突っ込める”っていう点だと思うんです。そこの強みを活かした方がいい気もしたり、でも時間があるっていう点だけでも非常に強いかもしれないです。



オンラインコミュニティの果て

時代の転換点
"xplane is scheduled to switch from Slack’s Pro plan to the free plan on November 17, 2023, which means you may find that some of your features are no longer available."

10月

Xplaneが2023年10月時点でスラックがプロではなくなりました(現在はプロみたいです, 2023/12/25)。この時、時代の転換点にきたのかな、って感じました。コロナ禍で爆発的に強くなったオンラインコミュニティの曲がり角に来ている気がします。スラックベースのコミュニケーションに価値があるのか、それともどうすればいいのか。

ただ、僕の回答はがっつりしませんが、これが端的なものだと思います。
「そのスラックがなくても、集まることができる人数をどれだけ作れるのかが、コミュニティ運営の力の見せ所」
っていうことです。

基本的に、一期や初期が一番強くなってしまう傾向があると考えているので、
そこから強いコミュニティと良い教育システムを作ることがめちゃ必要

10月
コミュニティメンバーとの次のステップ

コミュニティはまた、メンバーが一番最初で低減してしまうという問題を抱えています。ただ、これを抜け出すには確実に成長曲線を考える必要があります。それはビジョンに基づくものと、メンバーとしてのものです。詳しいことが気になった方はぜひお話ししましょう。



けしからん人間になる

ロロちゃんをきっかけにある資料を読みました。それは登さんのものでした。これはY-combinator などシリコンバレーが作ってきたものと同じような内容ながらも日本の文脈、特に日本のオタク文脈(良い意味で熱中している人々)で作られたものなのではないかとすごく感動しました。

スライドに一部を引用です。上記資料よりアクセスできます。

僕は自分の中でシリコンバレーの文脈で言うとスタートアップを作っていました。しかし、日本語の文脈でいえば””けしからん””ものを作っていたんだと気づきました。

けしからんじゃないか!

新しいものを作っていく姿勢、世の中をある程度思想を持って変えていく姿勢。これを登さんを参考に言語表現していきたいと強く思いました。

コンテンツを作れない人間はだめっていうのは最近実感する、
僕がやっていることに疑問を呈する人に限って面白くない最初は金じゃない、人を動かす何かを作るんだって
金は最後についてくる、黙ってみてろ

10月

参考にa16zのパートナーの記事にもこんなものがあります。日本のオタク文化、残していきたい。

a16zのaの人



ワクワクを提供したい

上記に関連して、自分たちが生み出していきたいものってなんだろうっていう問いをうまく表現できる機会がありました。それは上記の動画を見ていた時でした。Metaが作った新しいメタバースは本当に世界を変えるものでした。思わずこれをインスタグラムでも載せた記憶があります。この気持ちを言葉で表すとするならば、”ワクワク”です。このワクワクを作る仕事をしたいし、これこそ会社でしたいことだと思い出しました。

と言うのも会社のバリューがWakuwakuだったんです。人類が前に進む時に感じるあの感情の胸の高鳴りを私たち日本人はワクワクと呼びます。あの感情を皆で享受したいし、人類に提供したい。アポロ十一号が月についた、あの瞬間をみんなで。それが私たちの想いです。



経済学徒の歴史

『実はこういう時には、かならず本音が出るもので、いつも聞き流さないよ うに、あるいは、あえて、いやがる経済学の質問をすることにしていた。いや がるけれども、結局ゼミの最中より真剣に話をしてくれるので勉強になった。 特にフリードマンの批判については、学術的な研究の内容に対してではない、 というようなことを話されて、書かれているものと少し違うのかな、と感じる こともあった。』

おもろすぎる

出典

『新宿がおわると終電もないので、タクシーで保谷市の宇沢先生のお宅まで みんなで(もちろん西部先生も)おじゃますることになる。先生のお宅には離 れがあって寝泊まりできるようになっていて、「迎貧館」とか「下品館」とか好 きに呼んでいた。そこでみんなでごろ寝、もちろん西部先生も。』

最高やん

出典

『経セミ、季刊現代経済、さらには京都大学、一橋大学といった国内の大学 の紀要を読み漁っていて、そのうち一つの重要なワードに出会う。それが「情報の非対称性」で、東大のどの授業にも顔を出さない概念だった。しかも、「レ モン市場」という、かあいらしい名前までついてるでないか。』

今は、まず情報の非対称性がここまでみんな知っているのがすごいし、そんな時代があったかと思うとびっくりする

出典

みすまさんのNoteをたまたま見た時、読んだのが宇沢先生と松島先生との話でした。僕は地方大学で情報がない中で頑張って院試をしていた中で、経済学徒(特に学部生が)していることは変わらないことがなんだか感慨深かったです。

おいらいつもけいさんとさわやさんと奥田こしかいないと思っているからめちゃ気落ちしちゃうぜ

頑張ろう

10月

周りで経済学部で院進しようとしているメンバーがみんな優秀すぎてちょっと辛いですが、逆に自分のようなアウトサイダーが選ばれたのも理由があると思って頑張っていきたいと思います。




以上です

っていうことで10月の振り返りが終わりました。年末年始にかけてゆっくり出していくので一日2回くらい載せる予定なのでぜひ年末年始のお供に。

最後に今度やるイベントの宣伝と自分のアカウントとかを流しておきます。
ぜひフォローとかお願いします。


あとAppendix的な10月に気になって記事です。お時間あるようであればおひとついかが?(毎月あります)

10月に良かったもの気になったもの

かっこいい


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