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【フェンダー吊具02】ライフライン用のスペーサーを作る

世間様は三連休と言うのに私の場合は日曜日の午前中だけ休みと言う悲しい感じな週末、皆さん如何お過ごしでしょうか。

仕方ない、先週書いたフェンダー吊具ハンガーのネタでも引っ張りますか。

読み切りの記事だったはずなのに、手のひらを返すが如く続き物に。
↓前回はこちら

この吊具ハンガー、なぜか、何か、何処かの琴線に触れる方が多いようで、購入したいので正式な商品名を教えてとか(箱の写真見て下さいな)、どこで売ってるの?(アメリカのAmazonって書いてますやん)とかのお問い合わせを4〜5件頂きました。
琴線に触れると言うか、まとめて買うと結構なお値段なので、どちらかと言うと金銭に影響しますわな。

そんなにこのブログ読んでる人いるの?と思った。

これってボートレール25φのパイプに引っ掛ける物として売られている物ではありますが、私はライフラインに引っ掛けて使いたい。
だってヨットだし、ボートレールなんかないし。
念の為、ボートレールとは(大体の場合は)25mm径のパイプの事です。
鉄道のレールのような物ではありませんし、ましてや詩人のシャルル・ボードレール(「悪の華」が有名)でもありません。
そりゃそうか。

Amazonから拝借した本来の使い方画像

このボートレール用の大きな穴にライフラインを通してぶらぶらさせてもいいんでしょうが、なんかかっこ悪いし、そもそも何かのきっかけで外れそうな感じも。
と言うことでライフライン用のスペーサーを作ります。

早速CADを立ち上げて…

普段ですと適当な感じにフィーリングで作りますが、今回は既存の部品この吊具にフィットさせて使いますので、正確に計測。
いや、プラスティックのノギス使ってる時点で正確さなんて微塵も無いか。
公差±1/2mmくらい出てればいい?くらいのイメージ?

Apple Pencilもシャッシャッと滑らかに走り、こんな感じのを作りましたわ。
↓くるくる回して見るのはこっち(クリックして下さい)。

これを3Dプリンターで…

だいたい25分弱くらい

ガチャガチャと出力したものがこちら。

立っている羽根で横に抜けないようにする

吊具と並べると、

ふむふむ。
ではカチャリと吊具に入れます。

うんうん、いいですね。

実際これを作る前には、

最初の試作はいつもブルーのフィラメントと決めている

試作1個目はこの小さい部分だけベロで左右にスライドするのを防止したバージョンとか、

これがバージョン2

それでは何か不良品感が強かったので、ベロはこっちに移動させたけど、違和感あったので…とかの迷走があったんですわ。

迷走の歴史

バージョン2の時の動画がこれ。

最終的に、今の形になりました。

現在5個まで印刷済で、

あと3個出力したら終了。

今週はこれだけなんですけどね… オチが無かったな。

そして次週に続く事になりました。