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抑圧された感情を自覚すると 心が癒される

家族関係をふりかえる

この数週間、日本の家族のことで気にかかることがあり、
You tube のテレフォン人生相談を聞き始めた。

そうか、そうだったのか、と
何度も うなづき、納得する。

私は 両親と姉の 4人家族で育った。
私は 今まで 自分の立場からしか家族を見ていなかった。

私にとっての、父親
私にとっての、母
私にとっての姉。

視点を変えて、父親を中心にして考えてみる。
7人兄弟の5番目にうまれ、定時制校を卒業し、
23歳で母と結婚し、、、、。
父を主役にした映像には、、やはりドラマがある。
暴力的で、恩着せがましく、家族に威張り散らし、
精神的に未成熟であった父親。
その主要な わき役の一人が 私だった。

そんなふうに、母について、姉についても考えてみる。

昔の出来事を たくさん思い出した。
暖かい思い出も 確かにあった。
しかし、傷ついたこと、悲しかったことなど
思い出と一緒に、いろんな感情あふれる。

怒り
憎しみ
後悔
罪悪感

日本とニュージーランドという距離は
私が必要とした家族との距離だったのかもしれない。

過去の家族関係の気づき、その後

家族の いやな思い出を 全部思い出して、
眠れない夜を 何度か過ぎた後
自分の思考の方向が 変わった。

ある日を境に
”それは、自分が気にすることではない”
”彼らは、自分で解決できる”
という思いに。

事実、私がいなくても、
私の家族の生活は、今までと同じか、
きっと 好転するだろうという気配もある。

私が気を モムことは、
何の 意味もないことに 気づく。

私が、心配したいから 心配しているだけのこと。

今の本当の気持ち

そこで、なぜ自分は今、
日本の家族のことが気になりだしたのか。


実は、自分は寂しかった。
息子たちは家を出て、
去年からのコロナで、週2回のデッサンクラスをやめて、
人とかかわることが、極端に減った。

家の修繕や、マンガをかいたりしてきたけれども、
やっぱり、人とかかわりたいという気持ちが ある。

人とかかわりたいと思うと同時に、
人間関係を煩わしいとも感じる。

ここで、また
私は どうして そんなふうに 思うのだろう と
また、過去に もどる。

無限のループ

今と過去との 無限のループの中で、
今と過去を 行ったり来たり。

それでも、気分は軽くなってくる。
自分がどこまで 変われるのか わからないけれども、
確実に 成長してるかな、
という実感は持てる。

*photo by NImame








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