こどものやる気を引き出すためにできることをまとめました!
うちの子、やる気がなくて。家で手伝いもしないし宿題もしなくて。私も叱ってばかりで。そんなあなたに向けてやる気の引き出しかたを考えていこうと思います。
うちは幸いなことに、保育園からかえったら、着替えたものを洗濯かごに入れ、明日のための着替えとハンカチを鞄にいれ、うがい手洗いをしてから遊び始めます。(まあまあのんびりやってるのでその頃には夕飯の支度がだいたいできていますが)
ここまで、ほぼ指示をしていません。自分はぶっちゃけ小さい頃こんな子ではなかったです。むしろ真逆…。
そんなわたしが、共感するやる気の出し方を紹介します。
やる気を起こすための一番の原動力は承認欲求。
承認欲求は完全に満たされるはずのないもの。だから、ちょっと満たされている状態を作り続けることが大事です。頑張りすぎないのがいいです。
ちまたの噂では、自己承認欲求を満たすためにはとにかく褒める事が大事と言われます。
でも、承認欲求を満たすために、誉めまくるのはしんどくないですか?
そんなすごくないことに、すごいねー、よくやったねー!なんていうの、芝居っぽさがでるって。おかしいって。ばれる!っておもいます。
「褒める」までのステップに秘密がある
褒めるという行為を、広くとらえて細かく分けてみると、程度が別れていることに気がつきます。それを利用してうまく、子供の承認欲求をいい感じにキープできると思っています!
たとえば、
見る⇒気づく⇒認める⇒褒める⇒喜ぶ
無理矢理ほめるのがしんどければ、見るだけ気づくだけで良い。という提案です!
放置されている感じがするのが一番最悪です。
大人でも、
髪切った?
あ!あのときの!
何て言われたら、嬉しくなりますし、自分の効力感につながりますよね。
ほんとにすごいことにはもちろんちゃんと褒めるし、喜んでいる姿を示します。
さらに、
ママが喜んでたよ。先生が喜んでいたよ。
って人づてにきくような体験をするところまで達すると最高潮です。よしまたやってやろ!というきもちになるってもんです。
◯ちゃんが、みんなを引っ張ってフェスティバルの準備していて助かる!嬉しい!って先生が言ってたよ。
もう、明日もやってやろう。明日が楽しみだな。って思いません?大人もこうなら仕事たのしいのにね。
成功体験を積み重ねて自己効力感があがる
自己効力感があがるから、つぎにまたやろうとおもう。たくさんやろうとおもう。
それには、成功体験がなにより重要です。でも、いわゆる「成功」って滅多にしなくないですか?成功を求めるあまり窮屈になることがありますし、完璧主義!みたいになってしまうのはもったいない。
こちらも、「成功」を広くとらえることを考えましょう。
狭義の成功のほかに、
失敗しても工夫して、納得のいくものにし、成功体験にした。
なんで失敗したんだろと内省し、そこに意味合いをもたせる。
それらもある意味成功じゃないでしょうか。これだからできなかったんだ!とわかることも成功です。大人や回りの人間はそっちも価値付けしてあげるといいと思います。
効力感とは
成功体験を積むことで、前向きな気持ちが育っていくのだと思います。たとえば、それは見通しという、かたちでみることができるかもしれません。
行動前にきっとできると思う
(やりながら)うまくいくさと思う
そう思うきもちです。自信をもって取り組めるので、しっかり取り組めるし、困難に面しても立ち向かえます。できると思えるから。
指導のしかた
では、具体的に大人はどうしましょうか。
◯◯しなさい、ではなく、指導の仕方を工夫してみたらどうでしょうか。
なんで失敗したの!のかわりに、どうしたら良いと思う?
早くしなさいのかわりに、どれくらいでできそう?
あなたの仕事でしょのかわりに、おねがいー!たすかるー!
こんな翻訳を考えてみました。他にも考えられますよね。困っているときにやってくれてありがとうというのは本当に嬉しいですもんね。「やらされる」と「任される」は同じことです。どっちとして認識するかでかなり気持ちは変わりますよね。
また、ゲーム性を取り入れるのも、いいと思います。ここでいう、ゲーム性とは、
課題 報酬 制限
があるものと定義します。制限があるから面白い。報酬は、遊んでいい時間やおやつとか、小さいことでいいです。制限は時間だったり、片付けならこの箱に入るだけ(あとは捨てる)みたいなものでもいいです。工夫する力もそだちますし、限りがあれば気持ちを小刻みに区切って生きてる小さな子にも取り組めます。
まとめ
思い付くままに書いてみましたが、いかがでしょうか。やる気のある子供になるヒントが少しでもあればと思います!!
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