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ブログ11:我が家のペットその3

うちのトカゲ第3弾である。
写真は温度を確認するおもちだ。

noteは毎週投稿するとバッチが貰える実績サービスのようなものがあるので、週1回くらいは投稿しようと頑張っていたのだが、まとまった時間が取れずにギリギリ6日目になってしまった。
書きやすいのでペットの近況を書こうと思う。
芸能人のブログがだんだんとペットのことばかりになる理由がわかった気がする。

おもちのケージの床を全面キッチンペーパーにしてから早2週間が経とうとしている。
今のところ、フンの中にソイル(黒くて直径2mmほどの床材)が混じることも無くなり、餌食いも少し改善したように思う。
餌を欲しがる間隔は大体2日に1回くらいで、フンをした日かその翌日はほぼ確実にお腹が空くようだ。ところてんを作る道具のような体をしている。

さて、前にも書いたことがあると思うが、ヒョウモントカゲモドキをはじめ、多くの爬虫類は毎日の給餌は必要ない。むしろ食べ過ぎによるデメリットの方が大きい。
自然界では毎日安定して食べ物を見つるのは難しく、また活動することにより外敵に見つかる可能性も上がる。よって、彼らは代謝を抑え、食べる量を減らし、多く栄養を摂取したときはそれを体に蓄えられるように進化した……と、考えられている。
そんなわけで、爬虫類の消化器官は毎日使い続けられるほど強くはできていないのだ。いかに胃や腸を休められるかが、寿命を延ばすカギになる。
また、省エネルギーで活動し、余りは蓄えるようにできている彼らは太りやすい。爬虫類に限った話ではないが、肥満は万病のもとだ。
よって、活動量にもよるが大人になった爬虫類の給餌間隔はヒョウモントカゲモドキであれば大体1週間に1度、蛇などであれば2週間〜1ヶ月に1度くらいが目安とされている。
ちなみに、子供のうちはこの限りではない。成長のためにどんどん栄養を使ってしまうので、毎日の給餌が必要だ。
ヒョウモントカゲモドキは1歳までは子供、2歳くらいまでがセミアダルトと考えられており、現在生後10ヶ月のおもちはまだ子供と言って良いだろう。
事実、おもちは10日〜2週間に一度は脱皮をする。健康な個体が1ヶ月に一度の頻度なのを考えると、かなりのハイペースだ。それだけ成長しているということなのだろう。
脱皮前は、古い皮が浮いて体が白くなる。あれ剥がしたらめっちゃ気持ちいいだろうなあ……と思いつつ、脱皮不全防止のため、霧吹きでケージの中の湿度を高めにしてそっとしておく。すると、おもちはいつの間にか全身つるつるになってシェルターの中で寝ている。
脱皮は30分くらいで終わるらしく、人に見られている状態ではあまり行わないらしい。そして、皮は自分で食べてしまう。やはり、無防備な状態になるからか神経質になるのだと思われる。
まだまだ飼い主を外敵だと思っていることに一抹の寂しさを感じつつ、上手く皮が剥けますようにとただそれだけを願っている。

ヒョウモントカゲモドキの脱皮は、本人だけでなく飼い主も神経質になるイベントだ。
理由は、脱皮不全が命に関わるからである。
あなたは、脱皮と聞くとどのあたりの皮が剥けると想像するだろうか?答えは、全身である。
胴体だけでなく、目も、鼻の穴の中も全ての皮が剥けるのだ。
目の皮が上手くとれずにくっついたままになれば、目が開かなくなるし、鼻の中に残れば、呼吸ができなくなる。ヒョウモントカゲモドキの指は5本あり、その細さは1ミリほどで、ここの皮がきちんととれないと、古い皮が乾燥して指を締め付けて壊死し、指が脱落する。そこから細菌が侵入し、炎症を起こして死んでしまうこともある。
そういった、数々の恐ろしい事例から、脱皮期間は飼い主もやや神経質になる。
脱皮不全を起こした部分は、飼い主が対処しなければならない。ぬるま湯に浸けて皮をふやかしてからそっと優しく取り除いたり、病院に連れて行ったりする必要がある。
ただし、そういった行動は少なからずヒョウモントカゲモドキのストレスになる。

特におもちは、触られるのをめちゃくちゃ本当に嫌がるので、出来ればしたくないところである。これ以上嫌われたくないし……。
しかし、嫌われようと脱皮不全があった場合はなんとしてでも対処するべきであろう。死なせてしまうよりずっと良いのだから。
ただ、こういう時ばかりは、言葉が通じたらいいのにな。と少し思う。

おもちは「ごはんだよ」と言う言葉にだけは反応するようになったので、この調子で「検診だよ」も覚えてくれないだろうか。無理か。

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