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【読書記録 3冊目】 「あれ、なんだっけ?」学んだことを忘れないための勉強法

アウトプット大全 樺沢紫苑

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多くの人が思ったことがあると思う。
何か面白い映画や本、ドラマ、体験を人に話した時「具体的にどこが面白かった?」と言われると「...あれ?何が面白かったんだっけ?」と忘れてしまったり。
話す順序がめちゃくちゃになって上手く伝わらなくなったり。

これを解決するには僕たちが小学校からやって来た学び方を変えないといけない。
※この記事は5分で読めます

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今回紹介する本は”毎日ある程度学んでいる人”向きの内容となっている。
知識を付けることは素晴らしいことだが、そこで止まっていてはただの自己満足だ。知識は”使うこと”で初めて価値が出る。使うためにはアウトプットを意識しないといけない。
アウトプット大全はアウトプットに関して徹底的に研究した1冊だ。
自分たちが知ってる、持ってる情報を世界に発信しよう。

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◼️学び方には2種類ある
インプット 外部から脳に情報を入れること。(聞く、見る)学校の授業はこの形式だ。
アウトプット 自分から外部へ発信すること(話す、書く、行動する)youtubeやブログ、問題集を解くこと。
この2つの学び方が世の中にあるのだが、意識しないといけないことは2つの割合だ。
ではどれくらいインプットし、どの程度アウトプットすれば良いのか?

その黄金比は3:7と記されている。つまり3時間読書をし、7時間はブログにまとめる、誰かに話す。などのアウトプットの割合を増やすことを意識しようということだ。

なぜアウトプットの割合が大きくないといけないのか。
それは僕たちの脳の仕組みに答えがある。
脳が何かを記憶するには”その情報を”2週間に3回以上使ったかどうか”が条件になっている。この条件を満たすことで脳は”この情報は大事だな”と判断し、重要記憶として保存してくれる。


掛け算の九九は1度覚えるとほとんどの人が忘れないだろう。
それは覚えるときに話しながら何度も繰り返していたからだ。
聞くことより”話す”機会の方が圧倒的に多い。
だから脳は重要記憶としてしっかり覚えておいてくれるわけだ。

◼️なぜアウトプットの方が記憶出来るのか
重要性記憶と同時に覚えておきたいことは”運動性記憶”だ。
人は多くの筋肉を使いながら学ぶと記憶力が3倍になる。

久しぶりに自転車に乗ったからといって、乗れない人はいないだろう。
歳を重ねてもほとんどの人がいつも通り自転車を乗りこなせるはずだ。

掛け算の九九は1度覚えるとほとんどの人が忘れないだろう。
それは覚えるときに話しながら何度も繰り返しているからだ。
聞くことより”話す”機会(アウトプット)の方が圧倒的に多い。だから脳は重要記憶としてしっかり覚えておいてくれるわけだ。
”書く”ことも腕の筋肉を使っているし、”話す”ことも表情筋などを使っている。

まとめ
✅インプットだけで終わると、重要記憶と判断されずすぐに忘れてしまう!
✅アウトプットを活用し”2週間に3回以上使うこと”を意識しよう!

次回は具体的なアウトプットの仕方についてまとめます!


コニー

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