【前の職場/営業編】INFJとカナダ 🇨🇦
こんにちは。
くもくもです。
カナダに来てちょうど2ヶ月が経とうとしていますが、相変わらず働く気0でワーホリビザを持て余しております。
しかし、どこかで「このままじゃだめだよな〜」という気持ちがあるので、今までの仕事の経験を振り返りながらヒントを探してみたいと思います。
私は大学卒業後、新卒で訪問営業の職に就きました。会社の大元は出版社で、子供英会話の教材を扱っていました。そこから派生して、子供英会話教室やプログラミング教室、留学サポートやソーラー発電など様々なビジネスを展開していました。
入社時はどの部署を希望しようが、まずは皆営業から始め、次第に希望部署に移るという仕組みだと聞いていました。
始めから自分は営業向きではないという自覚はあったものの、真面目に働けば希望部署に行けるという純粋な気持ちで懸命に働きました。
しかし、やはり自分に合わない仕事をしているとガタが来るもので、入社して3ヶ月経つ頃には「辞めたい」と思うようになりました。
毎日出社後に、ロープレという名の公開処刑を受け、「今日の目標は◯アポです!」と1ミリも達成する気の無い目標を掲げ、実質30分の休憩をとり、あしらわれながら人様の家のチャイムを鳴らし続け、家に着くのは21時前。
今考えるとよくこんな過酷な状況で生きていたなと思います。
もちろん営業の仕事が好きな人はいるし、営業が天職の人もいると思います。
ただ私にとっては天職とは真逆の仕事でした。
まず、1人の時間が少なすぎました。訪問営業自体は基本1人で行うのですが、現地に着くまでは先輩と同じ車で移動します。
遠い所では片道1時間半、狭い4人乗りの車の中で先輩の顔色を窺いながら居心地の悪い時間を過ごしていました。
さらに、新卒は3日連続でアポが取れなかったら次の日に先輩とペアで回るという謎のルールがありました。
私はこのペアが大嫌いでした。
だって、家の庭に入る瞬間からお客さんと話して家の敷地を出るまでずっと見られているんですよ?
これを1日中です。
しかもガツガツ系の先輩の場合は、次の家に行くまでの道中途切れることなく人格否定をしてくる…
本人はアドバイスと言うけれど学べる内容は特に無く、「だからおまえはダメなんだ」「なんでできないんだ」と罵られるばかり…
おまえって呼ばれるのも嫌だったし、全然私は素を出してないのに知った風に言ってくるのも嫌だったし、何より自分が言っていることは正しいと信じて疑わない傲慢さも嫌だった…
INFJの特徴だと思うんですけど、自分がどんな人にも敬意を持って接しているから、見下してくる人や軽く見てくる人には嫌悪感を抱いてしまいます。
「親しき仲にも礼儀ありだろ!」と家族にすら思う時もあります…
(いつしか私の目標は「ペアにならないためにアポを取る」になりました。)
職場には上に出てきた先輩みたいな野蛮な人が多く、治安が悪かったのも辞めたいと思った理由です。
営業という職業柄、明るい人が多かったです。
今考えると圧倒的にEが多い職場でした。
はたから見ると明るくて何でも言い合えて仲が良い職場と映るかもしれません。
でも私にとっては、逃げ場の無いストレスが溜まる環境でした。
仲が良すぎて(私を除く)、情報が筒抜けになる…
Eの集まりだったから、飲みの誘いを断ると変人扱いされる…
放っておいてくれたら勝手に回復するのに、無駄に干渉してくる…
人を馬鹿にすることで笑いが生まれる…
声が大きい人ばっかり…
突然起こる爆発音みたいな笑い…
とにかく一刻も早く家に帰って1人になりたかったです。
一方で、同期は2日間ある休日どちらも他の同期と過ごして楽しんでいる。
「あ、違う人間なんだ」と思いました。
当時は日曜日と月曜日が休日だったので、私は日曜日のうちに1週間分の家事や買い出しを終わらせ、月曜日の午後、人が少ないコメダで唐揚げとポテトとアイスコーヒーを頼んで、3時間くらい読書をすることで何とか気力を保っていました。
まあ、いくらチャージしても火曜日に出社した瞬間全体力と全気力が吹っ飛んでいましたが…笑
余談ですが、私は寝ることが大好きで基本的には8時間睡眠が必要です。
ベットに入って色々なことに思いを巡らせているうちに眠りにつくことが多いです。
寝ても悩み事が消えることはありませんが、これまで嫌なことがあってもしっかり眠れていました。
しかし、この頃人生で初めて「明日が来るのが怖くて眠れない」という経験をしました。
「このまま地震が来て建物が崩壊したら明日行かなくて良いのにな…」「会社に行く途中に事故にあって入院したら正式に会社休めるな…」と不吉な希望が頭をよぎりそのまま朝を迎えることが増えました。
「これはなんだかおかしいぞ?」とやっと気づくことができ、支社のトップに部署移動の直談判に行きました。
日頃1人で悩みを抱え、誰にも共有していなかったので、どうやら私は「常に冷静で我慢強い人」と認識されていたようで(実際は見せてないだけでヨワヨワなのに)、「そんなあなたが言ってくるなんて、よっぽどなんだね!」と真剣に取り合ってもらえました。
本当に私が希望していた部署とは違うのですが「今の環境から逃げなきゃ」という思いから応急処置を取りました。
それが私の次の仕事「こども英会話講師」に繋がります。
このまま書き続けたいところですが、長くなりそうなので、次回に引き継ぐことにします。
とりあえず営業職は向かなかったということ、職場の人間関係がストレスの8割であったことがわかりました。
(他にも、誰でもできる仕事だったとか、将来が見えなかったとか色んな要素はありますが…)
仕事をする上で、1人または良い感じに放っておいてくれる環境が必要という条件は私の中で堅いようです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
良ければ次回も目を通していただけると嬉しいです!
それでは、良い1日を!
くもくも