シングルマザーの読書ノート 5月

①「他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ」
       ブレイディみかこ 著

今月オススメ本 第1位。
シンパシーって言葉は使うけど、エンパシーって何だっけ??
(私は、そこから始めなければならなかった。 苦笑…)
金子文子や伊藤野枝、マーガレット・サッチャーやニーチェ…
心理学、社会学、哲学、いろんな分野から考察された実に面白くタメになる一冊。
思わず二度読みしたくなります。

②「渇水」    河林 満 著

河林さんの本は、初めて読みました。
静かにひたひたと寄せてくる冷酷な死の風景。
非常に重いテーマだが、芥川賞候補にもなった作品。河林さんの他の作品も読んでみたい。

③「武田 百合子対談集」
          武田 百合子
武田 百合子の「富士日記」上中下
を読まれた方も多いと思う。
私も彼女の生まれ持った天真爛漫な文才に魅了された一人だ。
何度読んでも飽きることがないし、読み手の想像力を掻き立てられる。
久々に出版された対談集。なつかしくも、色褪せず、生前のいきいきした姿がよみがえる。

④「猫は、うれしかったことしか覚えていない」
       石黒 由紀子 著

画家ミロコマチコさんのイラストも多数入る。ユニークで可愛らしく、猫好きにはたまらない一冊。

他にも数冊読んだのですが、それは次回ご紹介いたします。
今日はこの辺で。では、また。(^_^)/~


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