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【文章を書くのが遅くて悩む人におすすめの本】10倍速く書ける超スピード文章術
この記事をおすすめする人
「文章を書くのが遅すぎて苦痛...」
「文章をもっと速く書けるようになりたい...」
「書いた文章が上手く伝わらない...」
上記の人向けに記事を書いています!
文章を書くのが遅いってつらいですよね。。
僕も副業の仕事で1記事書くのに6時間くらいかかって、時給100円くらいだったときは絶望してました笑
僕と同じように、文章を書くのが遅くて悩んだ経験のある方も多いでしょう。
そんな方におすすめしたい本が今回紹介する「超スピード文章術」です。
先ほど、僕は記事を1記事書くのに6時間かかったといいましたが、この本のおかげで今では1記事2~3時間程度で書けるようになったからです。
この記事では、文章を速く書くためのスキルと速さを生み出す”考え方”と合わせて、本の内容の一部を紹介します。
ぜひ記事を読んで書くスピードを高め、仕事の生産性向上に役立ててください。
読んでみて本書に興味が湧いたら、ぜひ手に取って読むことをおすすめします!
文章を書くスピードは「素材」で決まる
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文章を書くスピードを格段に速くするたった1つのコツは、「素材」を意識することです。
「素材ってなんやねん」というと、「独自の事実」「エピソード」「数字」の3つのことです。
説得力のある文章を作るうえで上記の3つは欠かせません。
というのも、主張を支える根拠のない文章を信じるのは難しく、抽象的な表現は読み手に伝わりにくいからです。
「独自の事実」「エピソード」「数字」の3つをもとにして文章を展開していく必要があります。
そのため、まずは文章を書く前に素材を集めることから始めます。
文章を書くときなかなか腰が上がらないのは、書く準備ができていないからです。
つまり、文章執筆に時間がかかる最大の原因は、ゼロから文章を作ろうとするからなんです。
「素材に目を向けるだけで文章は早く書ける」ということが、本書で筆者が一番伝えたいことだといっています。
「素材文章術」5つのステップ
![](https://assets.st-note.com/img/1671256996908-xq7DapAHQ7.jpg?width=800)
素材文章術は、大きく5つのステップで進めます。
①:書く目的と読者を定める
②:素材を集める
③:素材を組み立てる
④:一気に書ききる
⑤:見直す
順番に説明します。
①:書く目的と読者を定める
何のためにその文章を書くのかを明確にして、表面上の目的から真の目的まで掘り下げることが必要です。
つまり、「その文章を読んだ読者に何を感じてもらいたいのか?」というところまで決めることで、初めて正しい素材を集めることができます。
これが、文章の読後感を決めます。
②:素材を集める
文章を書く前に、材料として事実、数字、エピソードを集めます。
書いているときに材料を集めると時間のロスになるので、文章を書く前に集めると効率的です。
素材はあればあるほど心理的な負担も軽くなるので、多めに集めるとよいです。
素材の集め方
・ひらめいたことをメモする
・見たこと・聞いたこと・感じたことをメモする
・文章にせず箇条書きでまとめてもいい
③:素材を組み立てる
書く前に素材を集めて、どんな順番で書くかを決めてから書き始めます。
素材を集めておくと、書くスピードを落とす可能性を減らせます。
具体的なやり方は、スマホに書き出した素材をプリント出力し、手元に置きながら書くだけです。
ここを面倒くさがって素材を書き出す手間をはぶくと、文章を書くスピードが落ちます。
というのも、素材が足りなくなって、後から素材を拾い集めに戻るというムダな手間が生まれるからです。
それが書きあげるまでのスピードを決定的に落とすことになります。
④:一気に書ききる
トップスピードで最後まで書ききるコツは、いきなり完成形を目指さないことがポイントです。
完璧主義がスピードを落とす原因になるからです。
最初から完璧な文章を書こうとすると、「この表現はもっと適切なものがありそう」とか「この素材はやっぱりこっちに置いた方がよさそう」などと、書きながら何度も手が止まることになります。
この迷いが、書くスピードを著しく落とします。
推敲して整えることを前提に、まずは書ききってしまいましょう。
書いているときに素材について調べたい数字が出てきてしまった、正確な名前を調べないといけなくなってしまったときも、いっさい手を止めません。
●や☆などのマークを文章に入れて、あとから調べることにして飛ばしてOKです。
⑤:見直す
最初の推敲では、下記のチェックポイントで該当箇所をチェックします。
・論理が破綻しているところはないか?
・説得力に欠けるところはないか?
・文脈に沿った適切な素材を選んでいるか?
・詰まることなく、一気通貫で読めるか?
・内容に重複している箇所はないか?
最初は修正を加えず、問題点だけをピックアップすることがポイントです。
心がけたいのは、この初見の見直しが一番読者に近い視点だということです。
何度も見直すほど、全体の印象をとらえる視点が徐々に失われていきます。
だから、まずは全体としてまとまっているか、一気貫通で読めるものになっているかを最優先して確認しましょう。
長い文章の場合は、そのあとで少し視点を狭め、段落ごとに分けて流れを見ていきます。
段落の中でおかしな論理展開がないか、無理がないかなどをチェックすることが必要です。
多く書いて、後で削るのが一番速い
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書いているときに、文章のボリュームを気にすることはありません。
2,000字の指定された文章を、3000字書いてしまってもいいんです。
これは素材を集めるときと同じで、多く書いてから後で削るほうが勢いが出るし、結果的に速く書き終えることができます。
最初は誤字も表現も気にせず、とにかく一気に書ききる。
「さっきなにを書いたっけ?」と後戻りもしません。
書くべき素材を用意したのだから、とにかく最後まで書き進めます。実際に書く時間をできる限り短縮するためには、書いているときに悩まないことです。
読者と目的を決めて、素材を集め、整理して組み立てて、後は一気に書く。
ここまでを流れるように書ききれるかどうかが、完成までのスピードを決めることになります。
おわりに
今回は「超スピード文章術」について紹介しましたがいかがだったでしょうか。
最後に、僕が本書を読んで実践した行動をまとめておくので、1つでもやってみることをおすすめします。
・文章を書くときにタイムを計る
・書く前に書く目的と読者を決める
・素材を書く前から集める
・集めた素材を箇条書きにして見える化する
・推敲は後回しにして一気に書ききる
速く書けるようになると、文章を書くのが楽になり、ライターの仕事でも時給をUPさせることができます。
この記事が少しでも文章を速く書く手助けになればうれしいです。
他にも本記事では伝えきれない学びがたくさんあるので、興味を持たれた方はぜひ本書を読んでみてください!
<著者はこんな人>
・ブックライターとして執筆した本の累計が200万部を超えている
・もともと文章を書くのが苦手で、一日で300字しか書けなかった
・現在は3,000字の記事を1時間で書き上げる
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