見出し画像

ドイツ・道路系建機メーカーの展示会が\ド派手/だった


広報、海外取材デビュー🌎
ドイツの巨大建機メーカー「WIRTGEN(ヴィルトゲン)」グループの展示会に行ってまいりましたのでレポします!


What's WIRTGEN GROUP?

道路舗装関連機械の世界的企業!

WIRTGENグループは世界各国で建設機械を展開する巨大企業です!
特徴は「道路舗装」に関連する機械を扱っていること。

▼WIRTGENグループと主な製品▼
アスファルトフィニッシャ「VÖGELE(フェーゲル)」(手前右)
ロードローラー「HAMM(ハム)」(手前中央)
路面切削機「WIRTGEN(ヴィルトゲン)」(手前左)
アスファルトプラント「BENNINGHOVEN(ベニングホーヘン)」(右奥)
自走式破砕機・スクリーン「KLEEMANN(クリーマン)」(左奥)

読者のみなさん、お気づきでしょうか!?
日工が国内総代理店を務める破砕機メーカー「KLEEMANN」も
WIRTGENグループの一員なのです💛
日工はKLEEMANNのトップディーラーとして表彰されており、その功績からKLEEMANNしか扱っていないのにも関わらず展示会に招待されました!

ちなみにベニングホーヘン社と日工は同じアスファルトプラントメーカーとして、一時期資本関係にあり技術提携もしていました!

WIRTGENグループと日工は、縁が深いのです♪

視察日程

今回の視察は、お客様6名・社員6名の団体行動!
以下のようなスケジュールで視察しました▼

4/15(月) 移動 現地時間18時頃ミュンヘン着
4/16(火) 砕石場見学 ~まさかのバス移動10時間~
4/17(水) AM:お客様観光アテンド
      PM:リサイクル工場見学
4/18(木)   テクノロジーデイズ DAY1
4/19(金) テクノロジーデイズDAY2
4/20(土) フライト時刻まで観光(ハイデルベルク)
4/21(日) 移動 17時頃羽田着

(フライト小話)
ロシア上空を飛べないため、北極海を通る北回りの空路で向かいました。
途中、流氷や氷の大地が見えてわくわくでした♪

グリーンランド周辺

約15時間と、とっても長いフライト……
到着する頃には全身むくみまくり😢
3日くらい指輪キツキツでした。

それでもビールは飲むんです



WIRTGEN TECHNOLOGY DAYS

4/18(木)、いよいよWIRTGENの展示会、「TECHNOLOGY DAYS2024」スタートです!
テーマは「SMARTER,SAFER,MORE SUSTAINABLE」
展示会はKLEEMANN本社(ゲッピンゲン)で開催されました。
シャトルバスで1時間ほどかけて会場まで。

ドイツはバスもタクシーもベンツが多い

会場受付に入ると人・人・人!
全世界から2,500名の方々が集まり、ごった返しておりました( ゚Д゚)
受付に並んでいるといろんな国の方々から前日に発生した愛媛地震を心配する声をかけてもらいました。
ノベルティの「WIRTGENキャップ」をもらっていよいよ会場入りです!

会場マップ

①KLEEMANNファクトリーツアー

 日本語ガイドはなかった(;_;)

まずはKLEEMANNのファクトリーツアーに参加しました!
博物館のように、ヘッドホン付きの音声ガイドを受け取り、自分のペースで工場内を歩きながら音声案内を聞くことができます。

工場内撮影禁止のため伝えられず残念ですが、作業者はノーヘルメットに半袖!日本では考えられません!!

▼ドイツ事情に詳しいGaryさんより補足
基本的に工場内で、上から落下してくるものが無ければ、ヘルメットはかぶりませんし、皮膚に付着すると障害を起こすような溶剤を使用していなければ、肌の露出もO.K.です。
動きやすい服装のほうが楽ですし、集中しやすいでしょうという考え方。
塗装ブースではちゃんと防護服なのでリスク管理はしっかりしています

工場奥では何やらハイテクな3D測定器を用いて製品チェックを行っていました。
この測定器とカメラを用いるとスキャンした箇所がPC画面に3D表示され、CADデータと異なっている部分をチェックできます。
自動化が進み、広々とした場内でした。

②エキスパートセミナーテント

英語です、

セミナーテントでは道路舗装や機械操作にまつわるセミナーが開催!
同時通訳席や機材席も設けられておりました。
RAP(掘削・切削後のアスファルト)を現場で再利用しましょう!といった趣旨の講義が多かったように思います。WIRTGEN製品をフル稼働できますからね。

③実機展示コーナー

WIRTGENの製品が大集結!気になったものをピックアップしました。

ベニングホーヘンの超大きいアスファルトプラント用水素バーナ!
4つの燃料に対応し、他メーカーのプラントにもレトロフィットするそうです。

コチラはKLEEMANNインパクトクラッシャMR130 EVO2!
この機種はウクライナ向けODAで納めたものです。
国内輸送ができない大きさのため、きっとここでしか会えない……
記念に写真撮りました!

③重機パレード~ハピネス・フォー・コールドリサイクル~

雨風強く3℃くらい…寒すぎて足の感覚なくなりました

ライブデモ会場。
テーマパーク規模の観覧席が設けられ、大型ディスプレイをバックにWIRTGEN製品の実演が行われました。
重機のオペレーターが1人1人登場するなり手を振るファンサ
観客は「ヒューヒュー!」と口笛で応える。まるで重機のパレードです。
WIRTGENランドは楽しいですね。

④パーリナイ

一番大きなイベントテントでは、ナイトイベントが開催されました!

2500名入る会場!!

入った印象:ラ、ライブ会場??
ステージにはキラッキラドレスを着た司会のおねいさんが登場し、WIRTGENグループのトップによるプレゼン、その合間に歌やダンスなど楽しい催しが開かれました。

食事はシェフ付きのビュッフェ形式、ドリンクもビールにワインに……豪華でした🍷
照明オトしてレーザービーム、音楽ガンガンのパーリナイモード。
プログラムによると、18時から22時までコレが続くらしい……
パーリー慣れしていないジャパニーズは途中でお暇しました。

(22時頃、ファイヤー🔥&レーザーショーが行われたんだって~😲)


日本と海外の展示会の違いを実感!

日本と海外の展示会、全然違うなあと感じました!
まず、会場には休憩コーナーがたくさんあり、いつでもフード&ドリンクがサーブされます。
なんと、ビール🍺も瓶でどんどんサーブ!朝から!
日本の場合、建設機械工場でお酒を出すのは考えられないですよね。

白ウインナー(ほんとは開いて食べるのに、そのまま食べちゃった図)

雨風が強く、極寒だったので温かいフードと飲み物が身に沁みました☕
また、展示会ではなく「イベント」という立ち位置なのかスタッフさんも「Enjoy!」と声をかけてくれます。

そうか~展示会は楽しむものなんだ。

私たちも展示会を企画するにあたっては「来場者を楽しませること」を
意識しないと、と気づかされました。

広報として初めて海外の展示会に同行させていただきましたが、
ブランド発信、機械の見せ方など勉強になりました。
次の日工展示会ではパーリナイ!までは行かなくても、エンタメ要素を取り入れていきたいですね。

(視察記:終)

↓ここからは番外編です!

番外編①:ドイツめし

ドイツに行かれた方が決まって言う「ドイツのごはんはチョット……」

それでも、どんなものか密かに楽しみにしていたドイツめし、紹介!

結論:「ドイツのごはんはチョット……


最も衝撃を受けたごはんはアジアレストランの「Kare-Don」です。
激甘ピーナツバターみたいなカレー?が来ました。カレーなんか?

こ、これは米と一緒に食べられへん……😢
他の料理に関して、旨味成分が足りないものが多いと感じました!
コンソメ、味の素など足せばもっと美味しくなりそうと何度思ったことか。
ちなみにスイーツは砂糖たっぷりです。
ドイツパン、ハム、チーズは美味しいので、朝ごはんは最高でした!☕

番外編②:ドラッグストア楽しい


「dm」

ドイツのドラッグストア「dm-drogerie markt」個人的に超・楽しかったので書いておきます。
ドイツはオーガニック先進国!ドリンクもオーガニックが多い!
そんなドイツのドラッグストアではオーガニックコスメやハーブティー、サプリがお手ごろ価格で買えちゃうのです。
特にハーブティーは品揃えがすさまじく、「発熱を伴う熱」「のどの痛み」等々、症状別に売られており、しかも激安です(1ユーロくらい)

ベビー用品コーナーも充実しすぎてすごかった!服も買えるドラスト!

ニベア、WELEDA、クナイプなど日本でも有名なドイツブランド製品も買えます!
ドイツへ行かれる方はお土産探しにdmに寄ってみてくださいね💛

(終)
ライター:SO

この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!