【読んだ】アンネのアルバム
おすすめ度 ★★★★☆
子どもたちに、世界の伝記的な本を買ってあげたら、興味を持ったらしい「アンネの日記」。
私も小学生の時、図書室の伝記シリーズをよく読んでたんだけど、アンネはなくて、実は読んだことがなかった。
これは、日記そのものではないけど写真がたくさんあって、子どもでも大人でも読みやすい。小学校高学年くらいからかな。
当時のアンネや家族、住んでいた家、手紙や彼女の持ち物…とても貴重な資料なんだろう。
家族や友人と写る笑顔の写真がたくさんあって、みんなどうなってしまったんだろうと、考えてしまう。
アンネの生涯についても、一通り載っている。この本を手に取る人のほとんどは「アンネの日記」を知ってる人だろうから、「ご存知のとおり」で端折られてるところも多いけど、私のようなアンネ初心者じゃなければ大丈夫。
子どもの伝記の王道だから、大人になって今さら何を…だけど、読んでいると悲しい。
本当に素敵な女の子で、何もなければもっと人生を楽しむことができただろうに。
親目線で見ちゃうので、息子や娘に投影してしまう。
娘のお友達が無類の本好きで、子ども向け伝記シリーズでは飽き足らず「本物のアンネの日記が読みたい!」と訴えているらしい。小2で笑
日記ではないけど、想いを馳せるにはとても良い本じゃないかな。
※トップの写真は「アンネのバラ」という品種。本の右下にもバラの花がある。アンネの形見で、彼女の願いと平和への祈りを込めて名付けられたものなのだそう。
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