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シーチキン食堂はなぜ繁盛しているのだろう……

私の拙い話を聴いてください💦

宮﨑あおいさんが「シーチキン食堂」というお店で働いているテレビCMがあります

キレイな店員さんが美味しい料理を、親しげで包み込んでくれそうな笑顔をそえて提供してくれるお店なのですから、繁盛しないはずがありません☺

そう思って、美味しそうに料理を頬張る漁師さんの姿を、なんの疑問もなく微笑ましく見ていたのですが、最近、はたと気づいてしまったのです

シーチキン食堂があるのは漁師さんの街です
漁師さんの街なら、新鮮で美味しい魚🐟が手に入るハズ😱
ましてや漁師さんやその家族なら、美味しい魚の食べかたを熟知しているハズです

それなのに、シーチキン食堂で提供する料理には、すべてシーチキンが使われています
シーチキンといえば、日本人なら誰でも知っているであろう、マグロやカツオといった魚の缶詰です🥫

つまり、漁師さんの街でよりにもよって魚の缶詰を提供する食堂があり、しかも、常連さんがたくさんいるほど繁盛しているというのです

スミマセン「よりにもよって」は言いすぎました(^_^;)

それにしても、これはどうしたことでしょう🤔?
私は、果汁がつまったオレンジ色の頭をしぼって考えました🍊

真っ先に思ったのは、店員さんが、あまりにも可愛すぎるから、ついつい会いに行きたくなってしまう、ということです
確かに、宮﨑あおいさんから笑顔を向けられるのでしたら、毎日でも、いや、朝昼晩でも食べに行きたくなるのが人の常というもの
そんな旦那さんを持った奥様の気苦労ははかりしれません

でもです、そうはいっても漁師さんの街です。

新鮮で美味しい魚を飽きるほど食べているであろう方々なのに、店員さんが日本を代表する俳優さんであったとしても、よりにもよ……いや、とても美味しいとはいえ魚の缶詰で作った料理に、果たして舌鼓が反応するものなのでしょうか?

ここで、私のオレンジ色の脳細胞が、シュボンとひらめきました🎉

むしろ、新鮮な魚を食べつづけた漁師さんだからこそ、シーチキンという、今まで手を出すことのなかった魚の缶詰で提供される料理に、舌堤が反応したのかもしれません

そうです、そうなのです

漁師さんたちは、新鮮なお魚なら、ご家庭でも、それこそ船の上でも、日常的に食べているハズです
レシピも先祖代々伝わった秘伝のものもあり、私の拙い語彙力では食レポの体をなさないほどの崇高なる味を当たり前のように堪能しているかもしれません

そんな漁師さんたちにとって、シーチキンはまさに非日常の食べ物、味も馴染みもなければ、美味しく料理する方法も知りません

漁師さんたちにとっての非日常的な食事を提供してくれるからこそ、シーチキン食堂は漁師さんの街で繁盛しているのではないか、と私はかってに結論づけてみました

と、ここまで書いてくると、先程の先祖代々に伝わる魚料理を食べたくなってきました

しかし、先祖代々続く漁師さんとの繋がりも無く、高級料亭などへ行くお金の持ち合わせなど生涯手にしたことがない私は、とりあえず、家にあるシーチキンを、ホカホカのごはんの上にのせ、マヨネーズをたっぷりとかけ、そこにちょこっと醤油をたらしたものをこしらえて、もりもりと食べようと思います


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