『帝範』の「賞罰・務農」を読む
帝範の「賞罰・務農」を読んでみましょう。
賞罰の内容を簡潔に表すとすれば、
「天子は四季の変化をもたらす天のように、人々に愛情を注いで導き、正しい命令を出し、罪を罰し功績を賞賛することで、公平な政治を行い、人々から信頼を得るべきです」
また、務農の内容を簡潔に表すとすれば、
「農業は政治の根本であり、人々の礼節や社会の安定を支える基盤であるため、天子は率先して農業を奨励し、浮ついた気風を取り締まり、人々に農業に励むことを促すべきです」
となります。
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