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クラウドファンディング アップデート📝

こんにちは、日記屋 月日です。noteをご覧いただき、ありがとうございます。
タイトルの通りですが、実施中のクラウドファンディングの内容をいくつかアップデートしているので、まとめてお知らせいたします。


🗣 5/7(火)まで出版部門の立ち上げに伴い、クラウドファンディングを実施しています。実施のいきさつについてはこちらでお知らせしています。

アップデートその1

ロゴが出来ました!

デザインはアートディレクター/グラフィックデザイナー、山口崇多さんによるものです。

ロゴのあらまし
日記を書きつけている際に発生する思考の流れ、ふっと思い浮かんで消えていった出来事やフレーズの断片など、記憶の中に散らばっているパーツを集約する様子が描かれています。
また、店名の一部にある「月日」が「月」「太陽」というシンボリックなものとなって、この時の流れに寄り添っています。

デザイナープロフィール
山口崇多(やまぐち・あがた)
1988年生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。
10 inc.を経て2021年にcollé(株式会社コル)設立。
明るいグラフィックデザインをモットーに、企業のCI・VI開発、ブランディング、パッケージデザイン、サイン計画、アートワークの提供に取り組む。
自社ブランドomiseでは、プロダクトやアートブックなど多岐にわたる分野で表現の探求を行う。
https://www.instagram.com/agatayamaguchi_colle/

いかがでしょうか?
ずっと眺めていたくなる佇まいのロゴを制作していただきました。
ロゴを通しても、誰かの思考をじっくり読んだり時間の経過を味わったりするような「日記の楽しみ」を広めていくことができたら、と思います。

アップデートその2

リターン品のトートバッグのデザインを公開しました。「日記」をテーマにした大胆なグラフィックが目を引きます。

こちらもグラフィック/デザインは山口崇多さんによるものです。

受け取る人によっていろんな感じ方があるグラフィックかと思いますが、時間の経過や訪れをを知らせる生き物の「鳥」が意外にもたくましい脚で立って日記を書いているシーン、なんだか励まされるような気持ちにもなります。ぜひいろんなところへ持って、お出かけしていただきたいアイテムです。

アップデートその3

特典ポストカードのデザインを公開しました。トートバッグとお揃いです。

お部屋にかざったり、大切な方へのメッセージカードとしてご使用いただいたり、切手を貼って羽ばたかせたり。色々なシーンで彩りを添えてくれるカードになりそうです。

アップデートその4

出版部門の刊行物 第1弾、『誕生日の日記』へ寄稿してくださった著者の皆さんをご紹介します。

『誕生日の日記』(リターン品として7月半ばに贈呈予定)

●『誕生日の日記』のあらまし

誰かにとっては無関係の日付でも、誰かにとっては強く意識するような日付。
私たちはそのうちの一つに「誕生日」があると考えました。カレンダーに印刷される公的な日付ではないけれど、完全に私的とも言えない日付。
「誕生日」は、ちょうどその狭間にある日付のように思っています。
どんな人にも「生まれた日」があるという事実に向き合うことで、生まれてきたことについて、うれしく祝うのも、疑って悩むのも、等しくまるごと肯定するということをしたいと考え、この本を制作することにしました。

●著者一覧(50音順)

計15名の著者

・阿久津隆さん
・いがらしみきおさん
・イリナ・グリゴレさん
・植本一子さん
・大崎清夏さん
・金川晋吾さん
・古賀及子さん
・柴沼千晴さん
・鈴木一平さん
・phaさん
・三宅唱さん
・三輪亮介さん
・me and you 久保山領さん、竹中万季さん、野村由芽さん

●著者プロフィール(50音順)

阿久津隆(あくつ・たかし)
1985年生まれ。「本の読める店 fuzkue」店主。著書に『読書の日記』(NUMABOOKS)、『本の読める場所を求めて』(朝日出版社)。
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いがらしみきお
1955年宮城県中新田町(加美町)に生まれる。24歳で漫画家デビュー。代表作に「あんたが悪いっ」(1983年漫画家協会賞優秀賞)、「ぼのぼの」(1988年講談社漫画賞)、「忍ペンまん丸」(1998年小学館漫画賞)、「I」、「羊の木」(2015年文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞)、「誰でもないところからの眺め」(2016年漫画家協会賞優秀賞)など。現在は「ぼのぼの」がフジテレビ系列でアニメ放映中。仙台市在住。
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イリナ・グリゴレ
文化人類学者。ルーマニア生まれ。2013年東京大学大学院博士課程に入学。青森県内を主なフィールドに獅子舞、女性の身体などをテーマに研究している。また2023年からバヌアツで女性に関するフィールドワークを開始している。著書に『優しい地獄』(亜紀書房、2022)。
X(旧Twitter):@IrinaGRIGORE18
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植本一子 (うえもと・いちこ)
写真家。1984年広島県生まれ。2003年にキヤノン写真新世紀で優秀賞を受賞。2013年、下北沢に自然光を使った写真館「天然スタジオ」を立ち上げる。著書に『働けECD わたしの育児混沌記』『かなわない』『家族最後の日』『降伏の記録』『フェルメール』『台風一過』『愛は時間がかかる』、写真集に『うれしい生活』がある。最新刊『さびしさについて』(小説家・滝口悠生との共著)。
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大崎清夏(おおさき・さやか)
1982年神奈川県生まれ。詩集『指差すことができない』で第19回中原中也賞受賞、『踊る自由』で第29回萩原朔太郎賞最終候補。著書に『私運転日記』(twililight)、『目をあけてごらん、離陸するから』(リトルモア)、『新しい住みか』(青土社)、『大崎清夏詩集』(青土社)など。知らない町を歩くことと、山小屋に泊まる登山が好き。
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金川晋吾(かながわ・しんご)
写真家。1981年京都府生まれ。神戸大学発達科学部人間発達科学科卒業。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。2016年『father』(青幻舎)、2021年『犬たちの状態』(太田靖久との共著、フィルムアート社)、2023年『長い間』(ナナルイ)、『いなくなっていない父』(晶文社)、『集合、解散!』(植本一子、滝口悠生との共著)刊行。近年の主な展覧会、2022年「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」森美術館、2021年「声の棲み家」プライベイトなど。https://linktr.ee/kanagawashingo

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古賀 及子 (こが・ちかこ)
ライター、エッセイスト。著書に日記エッセイ「ちょっと踊ったりすぐにかけだす」「おくれ毛で風を切れ」(素粒社)、エッセイ「気づいたこと、気づかないままのこと」(シカク出版)がある。
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柴沼千晴(しばぬま・ちはる)
1995年生まれ。東京都在住。2022年の元日から毎日日記をつけ始める。自主制作の日記本に『犬まみれは春の季語』『親密圏のまばたき』ほか。季節の散歩と果物が好き。
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鈴木一平(すずき・いっぺい)
1991年生まれ。宮城県出身。「いぬのせなか座」「Aa」参加。2016年に詩集『灰と家』(いぬのせなか座)を刊行、同書で第6回エルスール財団新人賞受賞、第35回現代詩花椿賞最終候補。主な論考に「言語表現としての「折々のことば」」(『現代思想』2023年5月臨時増刊号)、「無症候性の形象──新型コロナウイルス感染症をめぐる言語表現の受動性について」(『現代詩手帖』2020年7月号)、「「日記を書く私」を強いる日記という媒体から、さらに新たなる生活(表現)様式に向かって」(『ネヲ』3号)など。現在、第二詩集を準備中。
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pha(ふぁ)
一九七八年大阪府生まれ。著書として『どこでもいいからどこかへ行きたい』『しないことリスト』『おやすみ短歌』(枡野浩一・佐藤文香との共編著)など多数。文筆活動を行いながら、東京・高円寺の書店、蟹ブックスでスタッフとして勤務している。
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三宅唱(みやけ・しょう)
北海道札幌市生まれ。主な監督作に『夜明けのすべて』(2024)、『ケイコ 目を澄ませて』(2022)、『きみの鳥はうたえる』(2018)など。そのほかにiPhoneのビデオ機能のみを使用したビデオダイアリーシリーズ「無言日記」などがある(GHOST STREAMにて配信中)。
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三輪亮介(みわ・りょうすけ)
1994年、長野県生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業。ブログに日記を書き、定期的に本にまとめている。自主制作本に『生活記録』など。
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me and you
久保山領(くぼやま・りょう)
1992年生まれ。2015年にCINRAへ入社し、オンラインストアやイベントスペースの運営に携った後、She isの運営サポートを担当。2023年からme and youへ入社し、バックオフィス業務やプロダクト販売管理、me and you little magazineの運営サポートを行う。日記のほかに、出会ってよかったものを月ごとに記録している。
竹中万季(たけなか・まき)
1988年、東京世田谷生まれ。牡羊座。2017年、CINRA在籍時にShe isを野村と立ち上げ、2021年にme and youとして共に独立。主に編集や企画などを行う。2023年、twililightから『わたしを覚えている街へ』を刊行。見たり聴いたりしたものを記録する個人的なウェブサイトの存在をずっと大切にしています。
野村由芽(のむら・めい)
1986年生まれ。2017年、CINRA在籍時にShe isを竹中と立ち上げ編集長を務めた後、2021年にme and youとして共に独立。主に編集、執筆を行う。共編著に『わたしとあなた 小さな光のための対話集』『me and youの日記文通』。YUKI FUJISAWA制作日記のWeb連載を執筆。祖母と編み物が好き。日常にある詩的な瞬間を探究している。

計15名の方がそれぞれの「日記」を寄せてくださいました。

「誰かの誕生日の日付から始まる日記を書いてください」という妙なご依頼に、いったいどんな原稿が寄せられたのか、『誕生日の日記』の刊行をお楽しみに!
造本についても、デザイナーの仲村健太郎さん、古本実加さんへご相談を重ね、贈り物にもぴったりなデザインを探っています。
書影の公開まで今しばらくお待ちくださいませ。

また、こちらのクラウドファンディングのさらなる拡散にも、どうかご協力いただけますと幸いです。
それでは引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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