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3月24日の短歌「黒楽」

高温の窯より引き出す黒楽は
妖しく輝く溶岩のよう


楽焼の陶芸講座に出向きました。
楽焼(らくやき)とは、轆轤を使用せず、手とへらだけで成形した後、750℃ - 1,200℃で焼成した日本の伝統的な陶器の一種です。
楽焼の中でも「黒楽」は約1000度で焼成し釉薬が溶けた頃を見計らって窯より引き出し急冷させ、黒く変色させます。
(焼成自体はスタッフの方にしてもらいます)
引き出した直後はまるで溶岩のように赤く輝いていました(見出し画像がそれです)
陶芸は、地球の地殻内部で行われている営みを窯で再現しているのだと実感できます。

できた黒楽茶碗

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