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成功の確信をもつ ~未来日記の本当の意味とは~  解説版

願いが叶う「未来日記」。
科学的根拠は存在する。
「ありえないでしょ」と思っている人ほど納得する。
その仕組みを知れば、どんな事にも応用できる!


初めに


こんにちは。幸せ追求教師、ニキチャコです。

私が実践している願いをかなえる方法「未来日記」。

保護猫コハクの下半身麻痺からの回復。書いたことがすぐ起こる奇跡。

これを応用し、子どもの自己肯定感を爆上げした必殺技を前回の記事では紹介しました。

未来日記についての2つの記事を読んでいただけた方は、やはり、「なぜそんなことがあり得るんだ?」と疑問に思っているはずです。

私もそうです。
私は、高校大学と理系、中高の理科免許も持っているガチガチの理系マンです。大学では気象学を勉強していました。
そういう人間はやはり、科学的根拠が知りたくなるんですよね~。

そして科学的根拠って何?って思っていたら、見つかるんです。私は、いつだってなんだかんだ言ってうまくいく人生なのです。
そんな自己イメージをもっているのでしょう(伏線です。笑)

そこで、私自身が集めた情報の中から、「未来日記」の原理を説明できる科学的根拠となる考え方を紹介します。

仕組みが知りたい!応用したい!と思われる方はついてきてください!笑


まず、「未来日記」について軽くおさらいです。

未来日記

簡単に言うと、「願いをかなえた未来の自分を想像して、なりきる。
その未来の自分と交換日記をする。」
だけです。

①自分の願いがかなっているか、未来の自分はどうなっているかなどを質問するような形で書く。
②次の日に、その願いをかなえた自分になりきって(※超重要)返答する。
③これを繰り返す。
未来日記 ~未来から今を変える~ ライト版
ポイントは2つ。
①必ず、未来の自分に「本気で」なりきって書くこと。
②達成した自分の言葉を信じて、行動を起こすこと。



大切なのは、達成した未来の自分の感情を味わい、わくわくした気分や、満足感、幸福感を先取りして味わってしまうこと。
また、味わっても、行動なくしてはその未来には近づきません。なので必ず行動を起こすこと。行動がなければ、叶いません。
「やればできるチルドレン」を育てる  ~未来日記応用編~

以前書いた記事からそのまま引用しました。

こんな感じですね。
以前の記事をまだ読まれてない方は、一読されてから、こちらの記事をご覧ください。


では、早速いきましょう!



未来日記で願いが叶う理由



私が見つけた中で,未来日記で目標が達成できる理由として、最もしっくりくるのは、サイコサイバネティクス理論です。


サイコ・サイバネティクス理論


サイコ・サイバネティクス理論は、1960年に形成外科医のマクスウェル・マルツが提唱した「心を操縦する方法」。

サーボ機構(心)は自己イメージに基づいて、思考・行動・態度などのおこし、現実をつくる。


つまり、「僕はなにもできない男だ・・・」という自己イメージがあれば、その通りの思考と言動、態度などをおこし、そのような現実が作られる。

「僕はなんでもできる!」という自己イメージがあれば、文字通りなんでもできる現実がつくられる、ということです。

「僕は人生なんだかんだ言って全部うまくいくんだよ」という自己イメージがあれば、そうなるってことです。シンプルですよね。

そして、細部まで明確な目標(ターゲット)を設定すれば、脳の潜在意識による自動成功メカニズムが作用し、その目標に向かうように試行錯誤しながら前進し、目標を達成する。と述べられています。

※ただし、ネガティブな自己イメージによって、自動失敗メカニズムになることもあるから注意が必要です。



まとめると、
・自己イメージが現実を作る。
・自己イメージに沿って、目標を自動的に達成しようとする。
・ポジティブな自己イメージで、自動成功メカニズムが正常に働く。
となります。

重要なのは、ポジティブな自己イメージで、潜在意識をどれだけ味方にできるか。

潜在意識が「本当にできるの?あなたに?本気で言ってるの?」と疑いをかけ、自動失敗メカニズムが作動してしまわないように、目標達成の確信を持つ必要があります。

成功できる自己イメージを作り上げ、潜在意識を納得させなければいけないわけです



そこで、未来日記の出番。

未来日記では、未来の目標を達成した自分に成りきる。


できるだけ明確に、細部まで、周りの様子、聞こえる音、肌触り、高揚感や達成感、幸福感などの感情などを想像する。そして質問に答える。応えるときにはさらに様子を想像する。

するとどうなるか。
脳は、そこまで細部まで想像され、感情まで再現された情報を、現実と勘違いするのです
人間が見ている現実の全ても、五感というセンサーで得た情報が電気信号にかわり、脳に刺激を与えて創造されています。

つまり、細部まで細かく想像されたイメージは、現実の五感から得られる電気信号と大差ないということになりますよね。

実際に、五感をつかって、まだ起こってもないのにその時の様子を感情まで感じることができるのですから。
それってもう現実ですよね。

脳は、完璧に想像された空想と、現実を区別できないんです。なぜならどちらも脳内の電気信号だから。


「この状況はすでに経験した」と、脳は当たり前のように思いこみます。

すでに経験した、成功した出来事は、同じ反応を繰り返すだけで成功する確率が高くなります。これは当たり前のことですよね。
車の運転がどんどんうまくなり、無意識で話しながらでもできるようにになるのと同じです。

つまり、「これは成功するやろ。できるに決まっとるやん。」と潜在意識が成功を確信するのです。

未来日記は、未来の目標を達成した自分との交換日記をすることにより、細部まで明確な目標を設定(成りきること)することで、潜在意識に成功している自己イメージを作り上げることができます。

それによって、自動成功プログラムを作動させ、目標に必要なことを引き寄せたり、気づかせたり、目標達成に必要な能力を身に着けたりすることができる、というわけです。



更に、未来のことを考えると目標達成に近づく可能性が高くなる理由がまだあります。

未来のことを考える

「去年の誕生日何をした?」と聞かれてすぐ答えられますか?

では「今年の誕生日は何をする?」と聞かれたらどうでしょう。

この場合、ワクワクした気持ちで、「え~?どうしよっかな~♪」と考えていることでしょう。

未来のことを考えるときには、脳の運動神経を発達させる部位が活発に働くことが研究で分かっています。
また、脳の報酬系が働き、脳がポジティブになる(快楽を感じる)という研究結果もあります。

未来のことを考えるとき、体は、それに必要な運動神経を前向きに用意しようとして動いているのです。

スポーツ選手におけるイメージトレーニングの重要性がわかりますよね。

ニキチャコも水泳のレースの前に、更衣室の個室にこもって尊敬する入江陵介選手の背泳ぎを見て、イメージトレーニングしていました。とても懐かしい・・・


「今」この瞬間にすべての情報がある。


「過去や未来は存在しない。あるのは今の連続だけ。」
と、アインシュタインは言いました。

これは、今この瞬間に、我々が思う過去や未来が存在しているということでもあります。

つまり、この世界のすべての情報は、今この瞬間に、折りたたまれ、どれにでもアクセスできるということです。


何もない空間に、ラジオやテレビ放送の番組、Youtubeの動画が流れているのを想像してください。
今、あなたの目の前の空気には、ものすごい数の情報が流れています。
チャンネルを合わせれば、NHKも見られるし、交通情報も聴ける。
その電波は、あなたの体に突き刺さり、通り抜け、空間に充満しています。
しかし、いっぱいいっぱいになって、空気中の水蒸気のように、窓ガラスに水滴として現れたりはしません。
いくらたくさんあっても、飽和することなどありません。
無限に情報が折りたたまれています。

単純に考えて、これはすごいことだと、高校生のころのニキチャコは思っていました。

以前霊が見えると言うママチャコのバイト先の後輩の話を聞いた時、「雨の日はラジオに乗って霊が天井のスピーカーから入ってくる」と言う話を聞きました。これは面白いですよね。

われわれに見えないレベルの振動数(ヘルツ)の世界で生きている動物もいるんじゃないか。幽霊とか、伝説の神獣とかは、そういう世界の生き物なんじゃないか。とか色々想像してしまいました。
というか今もそうです。笑

はい、話が逸れました。すいません。笑


言いたいのは、未来の情報も「今」ここにあるため、思い出すことができるということです。

「本当に目標を達成した未来があるの?」と思われた方。

それは現代の科学では、「まだ」わかりません。

しかし、願いがかなった「未来の可能性」は確実にある、といえます。

それを考えることのできる理由は、量子力学のパラレルワールド理論です。



パラレルワールド理論


実は,宇宙は複数なければおかしい。と物理学では考えられています。
それは,ひとつの(ユニ)宇宙(バース)と比較し,複数の(マルチ)宇宙(バース)と呼ばれています。

その理論は、マルチバース理論。またの名をパラレルワールド理論と呼ばれています。

SF映画でよくある,パラレルワールド
マルチバース理論,パラレルワールド理論は,最近熱を帯びています。真剣に研究されています。

ある選択をしたときに,その選択に応じた宇宙に飛び込んでいる。
その宇宙以外を感じることはできない。
だから,その選択がいいか悪いかなんてわからない。
そして,我々には情報が少なすぎて,
未来の完璧な予測なんかできっこない。

つまり,今この瞬間の選択によって,私たちは常に宇宙を横断しているようなものであるということです。

ドーナツを食べた。食べなかった。
あくびをした。しなかった。
ゴミを拾った,拾わなかった。
願いを叶えた、叶えられなかった。

願いを叶えた理想の自分も、全く叶えることができなかった不甲斐ない自分も、この宇宙の無数の選択のうちの一つとして存在しているということ。

そしてその情報は、今この瞬間に、「全てある」のです。

私たちは常に一瞬一瞬,YesかNoの選択をし、宇宙を飛び回っています

まるであみだくじのようにです。
YesかNoの選択によって、線路を変えながら走る電車のような感じです。


YESは変更、NOは直進

この無限の可能性の中には、願いを叶えた自分が必ずいるので、その未来の記憶を思い出すことで、そこまでの道のりを選べるようになる。
ということです。


まとめ

どうして未来日記で目標を達成できるのかまとめます。


未来の無数の可能性の中から、目標を達成している自分を「今」思い出すことは可能である。

未来の自分に成りきることで、脳に現実の出来事だととらえさせ、成功の確信をもつことができる。

成功の確信をもてば、潜在意識が味方となり、その目標を達成するために自動的に働き、試行錯誤の上で前進することができる。

未来に向けてポジティブな気持ちをもつことで、行動が継続しやすくなったり、運動神経が発達していく。力が引き出されていく。適切な能力がついてくる。

やはり、ここでのポイントは、目標を達成した自分にしっかりとなりきってイメージの中で体験し、細部まで味わうことでしょう。

このようにして、未来日記は、願いをかなえることができるわけです。


終わりに


いかがだったでしょうか。
「未来日記?そんなのありえるの?」
と思っていた方々は納得いただけたでしょうか。


実をいうとニキチャコは、成功する仕組みがわかってしまったので、現在、普通の時には未来日記を必要としていません。イメージだけで済んでしまうからです。
また、何度も同じことを聞いても「またそれ!?そろそろ安心しろよ!うまくいくって言ってんじゃん!」と未来の自分にキレられます。笑

しかし、やはり鮮明に思い出すために未来の自分と対話するという時は、文字におこす(未来日記)のは非常に効率がよく、達成した姿をありありとイメージできます。
そしてなにより簡単です。


ですからニキチャコは、「これは意識しないと難しいな。」というときには未来日記を使って、成功の確信を得るようにしています。

保護猫コハクが治ったのも、今思えば、たくさんのアイデアがおりてきたからではないかと思います。
「潜在意識が情報を探してくれていたのだなぁ、ありがたい。」と、今は感じています。
どのように回復したか、何をしたかの記事もまた書いてみたいなと思っています。

実はこの内容を、より教育寄りにして、未来日記ではなく、「目標の立て方や重要性」として、校内研修で行いました。
なかなかぶっ飛んでますよね。我ながら思います。笑
でも皆さん、「面白かった!」「いくつか質問していい?」と言ってくださり、ニキチャコは本当に嬉しかったです。

今年は自分の長所を活かして、月1でこのようなぶっ飛んだ校内研修を行うと宣言したので、やり通します😄
次はなんの研修しよっかな〜♪


ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!

みなさんがポジティブな自己イメージをもち、自動成功メカニズムによって、目標を達成し、また自己イメージを強化していく、そんな成功スパイラルに入れますように。
そして幸せに人生を過ごすことができますように。
ニキチャコは願っています。

4月は忙しいので、記事はゆっくり更新になると思いますが、また読んでいただけたら嬉しいです(^_^)

またお会いしましょう!では‼




参考文献

・マクスエル・マルツ、ダン・S・ケネディ、田中孝顕『潜在意識が答えを知っている!』きこ書房
※Audibleで聴きました。

・『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』村松大輔、サンマーク出版、2022年


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