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人間関係の潤滑油

社交辞令というのがあります。それによく似たお世辞。本来の意味は少々違うらしいです。ひどい場合はゴマすり、媚びるなど姑息な人間の姿が浮かびますね!

初めて会う人。のっけから辛口の人もいますが、普通は何かしら相手を褒めて場を和ませるのはよくあることです。人付き合いをうまくするために心がこもっていないのに言うのはトラブルになる場合もあるので注意が必要すが、反対に真に受けてみじめな思いをしたという人もいて、それぞれ人によって感性が違うのですから難しいところです。

自分に自信のあることをほめられると嬉しいし、「やっぱりね!そうでしょ。」と心でガッツポーズとなるようです。

特に女性は褒められることが大好き。いい関係につながることも大いにありますから,相手はここぞとばかり持ち上げます。

会社では早々に辞められると困るので新人は大切に扱われます。先輩たちはそれが…と分かっているのですが,目に余る場合もあって昔なら給湯室で、今なら堂々と不平を言うそうです。

お店では、商品を買ってもらいたいので、お客さんが気持ちよく購入となるように接客します。お客さんの機嫌を取るために、心にもないことをいうこともしばしば。分かっていてもそこではスター扱いなのでついつい通ってしまうそうです。

オーバーなお世辞は何か見え透いていて不機嫌にさせる場合もありますが、それを真に受けて、信じる人も多いということです。またお店ではまんまと買う羽目になり本当に欲しかったものでもないのに、その接客に酔ってついつい買ってしまう。なんだか消化不良の買い物になる場合もあるとか。

またスッカリその気になって、自分は特別なんだ、人気があるのかも。と勘違いしていると、職場では実力が伴わない自信となり結局は会社が悪いとなって辞めていきます。こんなはずではなかった…。皆が自分に嫉妬している。これは少々重症です。

「見え透いたことを言われたらどうこたえる?」という話になって

「素直にありがとう。お世辞でもうれしいわ!」と言えたら上級者だそうです。

「そんな―」と言いながら真に受けるのはどうも…。女性は女性に厳しいようです。

男性の言う「かわいいね!」は信用できない、女性が男性に「優しそう」というのも誉め言葉のない時に使うそうです。

会社、お店、男女間とあらゆるシーンでお世辞や社交辞令が毎日飛び交っているわけですから、なかなかその砲弾を潜り抜けるのは謙虚な気持ちよりは強いハートの方が頑丈な盾になりそうです。適当に聞いて「悪く言われるよりまし!」と捉えたらいいのかもしれません。

愛嬌で交わして今日もいい日にしましょう!





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