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印象は変わるもの

はた目には誠実そうな人、見かけはおとなしく、協力的に見える人、ウソをつかないように見える人。

実際がそうでなかったとしたらそれはこちらの思い込みです。その人たちは何も「そのように見てください」などと言ってないのに勝手にレッテルを貼っているだけ。

 反対に一生懸命仕事をしています。人のアドバイスはよく聞く方です。常識はあります。と主張しても他人がそう思えなければ何の意味もありません。

良きにつけ悪しきにつけその人を印象だけで決めるのは危険です!

「人には添うてみよ、馬には乗ってみよ」と言われるようにまずはコミュニケーションをとることだと思います。時間を費やさなくてはその人の本質は分からないということです。しばらくするとその人本来の姿がみえる場面があります。

人前とそうでないときの態度が違う人って自分では気が付いていなくても人はちゃんと見ています。でも大なり小なりみんないろんな自分を持っているものです。

それもその人!と知って付き合う分にはいいのですが、信用しすぎるとがっかりすることがあります。信用とはこちらの勝手な思い込みや期待です。

そんなことを言いだすとなんと味気ない!と思うかもしれませんが、適当な距離は他人だけではなく夫婦や子供でもある程度は必要です。

ひっつき過ぎて相手をよく見ることが出来なくなるからです。

良い関係を築きたいなら、見かけの印象だけで判断せずに、じっくり付き合うことが大切なようです。

人は自然と自分の理想を相手に描くようになると聞きました。恋愛においてもそうです。会っていないときにその妄想が大きく膨らんでいるとデートの時にギャップがあり過ぎて、熱が冷めてしまう。

印象とは人や物に対して心に感じたことを指しますが最初に抱いた感情がだんだんと違ってくるものです。

まずは自分のかけている色眼鏡!を外して…。

何事もギャップがあるから面白い。あの人はこんな一面もあるんだと思える自分になることかもしれません。

人だけでなく街もどんどん印象が変わってきています。三宮のJRあたりの開発が急ピッチになってきました。

区役所やその隣の図書館、ホテルも今は跡形もなく、ぽっかりとそこだけ大きな青い空が見えています。何年か先、ここはバスターミナルになるとか。戦後の名残から大震災、三宮から少し離れた生田川までの距離、市場があったあの頃の下町の名残が消えようとしています。

工事中の囲いの壁に昭和の街の風景写真が飾られています。その当時の髪形や服装、店の軒先の様子、看板の文字…。

この年私は小学生、うどんやさんや酒屋さんがどこにもあった街。
懐かしいやら,あったあったお菓子の問屋さん。
こんなおばさんやおじさんがいたなと時の流れを改めて写真は知らせてくれました。
その時代によって町も人の印象も変わっていくものだと…。何十年先の人も今の三宮のことを懐かしく思うのでしょうか?

今日もいい日にしましょう!







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