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おばさんは決められない⁈

数人でレストランに行って注文する時、最後まで迷って結局右に倣えとなる人がいます。結構人を待たせていて短気な人から「早く決めてよ!」と言われる始末です。

洋服を選ぶのも目移りして決まらない。八割は人の意見に従う人。でも聞かれた方はお揃いになるのはだけごめん!だと思っています。

敵を作らず、もちろん異論はなくて、一般に言う「いいひと!」に見えます。これを協調性があると言えるのかどうか…。

頼まれれば嫌と言わず、聞かれたことは必要以上に、自分事も交えて丁寧⁈に答えて一見敵を作らない人のようですがその長い自分事に周りは我慢を強いられる人って周りに一人や二人はいます。

本当は行きたくないのに断れきれず、好きでもない苦手のカラオケに参加しても歌わず飲み物の手配ばかりしている。行動を共にしないと不安でしょうがないのかもしれません。

本人はストレスが溜まらなくても周りは…。一番の友達は娘。いつでもどこへ行くのも一緒です。仲良し母子は、微笑ましいのですが、娘も母親と同じように決断力がなくてどこに行くのも母を呼びます。また母親も自分の飲み会に娘を呼んだりとちょっと。

母親も娘も双方のお伺いを立てないと買い物ができないのを他人は「ありえな~い」と言います。

昔一卵性双生児と言われた有名な親子がいましたね。

離婚後母親が病気で亡くなって一人なりましたが、相談する相手がいなくなって、娘は孤独に。何とも辛い結末です。

同じタイプの人とならいいのですが、そうでない場合、相手が疲れてしまいます。「自分の好きな方を決めれば?」と言っても「わからないから決めて!」と本気で思っているので、ちょっと厄介です。

結局人を振り回す困ったさんなのかもしれません。

考えるのが面倒だから人に合わせるという人もいて…。合わせておけば無難なのでしょう。

その人の周りに人が集まるかと言えばそうでもなく、コバンザメ商法ではないですが、沢山アイデアのある人や、的を得た意見を言う人、または人気のある人の傍にいて横から口出しすることもあり、時にはちゃっかりその人の体験や意見を拝借するしっかり者⁈もいます。しかし実体験や自分の考えではないのであまり説得力がありません。だんだんと人も気が付きます。

いかにも自分が行ってきたようにお店の話もできるし、今話題の映画の感想も…。大したものです。

ある時メッキが剥がれて、どんどんつじつまが合わなくなるけれど本人はあまり気にしません。こんな時都合のいい言葉は最後に「知らんけどね。○○さんが言ってたよ。」です。

それがいい、悪いではなく、いつかこうしたいと思った時、自分で決められるようになっていてほしいものです。

「私はこれにする!」と言えた時彼女の自立への一歩が始まります。

自分の意思で物事を決めるということは自分を表現できる一つだと思います。

今日もいい日にしましょう!







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