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反省はしなさ過ぎてもし過ぎても

うまくいくことより失敗することの方が多いのが日常です。

「またやってしまったー」その「また」は極力少ないほうがいいのですが、人それぞれ失敗癖があって、わかっているのにやめられない⁈

ところが案外うまくこの世を泳いでいる人、これは決していい加減なという意味ではありませんが、反省ばかりせず次に進みながら、前回の修正を考えています。次にうまくこなせたら失敗が生きたということです。

もちろん「ごめんなさい」「申し訳ございません」と言わなければならない場面は多々ありますが、それをいつまでも気に病んで、自信を無くすことの方が解決策にはならないということです。

子供でも叱られるとみんな泣いて「もうしません!」と反省します。その後、すぐにケロっとしてあそび始める子と、いつまでもうじうじしてご飯も食べないでいじける子。子供ならまだいいのですが…。

おとなになってもその癖はなおっておらず、前になかなか進めないでいます。却って大人になった方が深刻で、もうだめだと何もかもが嫌になる場合もあるようです。

「時は金なり」無駄使いは時間もお金も同じ。お金の使い方は具体的でよくわかるのですが、時間を無駄遣いしていることは案外気が付かないものです。

反対に早く立ち直り過ぎると、「本当に大丈夫?」「本当に反省してる?」と危ぶまれ、いい加減な人間に見えることもありますが、それはそれ!あまり気にしないことです。

自分で失敗したことはよくわかっています。ああすればよかったとも。

時には上司や親からひつこく「どうしてそんなことをしたの?」とか「なんで?」と責められることもあるようですが、あっさり答えて!次に進みましょう。

解決するのも自分なのですから。

失敗は成功の基、何度も同じことをするのは自分の中で本当に納得していないからかもしれません。

その時うまくいかなくてものちにいいようになる場合もあります。

その時に真摯に向き合っているのならだれにもとやかく言われる筋合いはない!と強い気持ちも必要です。

もちろんそのことで人に迷惑をかけたなら、丁寧な謝罪は必要です。

私の人生も星の数ほどの失敗の繰り返し。でも失敗があったからよかったと思います。すべてが優等な人はできて当たり前と思われていて小さなつまずきも許されずいつも緊張を強いられています。

たまにうまくいった時の満足感はその経験をした人にしかわかりません。

「山よりでっかい獅子出ぬ」という言葉があります。失敗しても命まで取られることはないのだから堂々と生きよ!ということです。

一日の終わり「今日はいくつ良いことがあったかなあ」と思いながらお茶を飲みます。たまには「いくつ失敗したかなあ?」と思うのも面白いかもしれません。

今日もいい日にしましょう!









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