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持ちつ持たれつ

気心の知れた人で、その人が困っているとき、自分の事より先に行動できるか。そんな間柄になるのに時間は不要と思える人がいます。長く一緒にいて、親友のように思っていてもいざとなると知らんぷり。自分の利益にならないことや、自分より話の中心がその友達になったりすると全く心を封印するかのように興味を示さなくなる人がいます。

持ちつ持たれつという言葉があります。大きくひっくるめて、お互い様。
自分の利害のためだけに動く人や、あの時助けたのだから今度は助けてくれて当たり前というような考えでは、人はついてきません。

人のよさそうな穏やかな人が、意外と計算高かったりすると、がっかりします。
何だあの親切は見せかけだったのかと途端にメッキが剥がれます。

その時はうまくごまかせても、他人はそんなに甘くありません。気が付く時期は早かったり、遅かったりまちまちですが、見極める力は皆が持っています。

いざという時、助けてくれる人が自分にはいるのか、また自分はその人のために何かできるのか?

思い込みで相手も思ってくれているとは独りよがり、勝手な思い込みです。
今までのその人の行いが信用を得るということに繋がります。
受け入れられるかどうかはその人の日々の行いということです。

よく似た言葉に信頼があります。裏切るということばはこの信頼をなくすこと。こうなってくるとその人の人間性、信用していても相手の思惑と違えば結果は違ってきます。それがいい、悪いということではなくて、生き方の違いに繋がるのでしょう。

信用が出来てもその人を信頼できない場合もあってなかなかややこしいことですが、私はやっぱり信頼しても信用するなということを頭の片隅に置いています。結果が思うとおりにならないとなっても信頼することが出来るなら、これから先も付き合うことが出来ます。

一番身近なのは親子関係。親の思いとは違った道に進んでも子供を信頼できるのなら何の心配もいりません。

相手に期待しすぎる人がいますが、頼りぐせや自己中心の考え方がそんな思いを生むことになると思います。

結局はつかず離れず持ちつ持たれつ。人間は親子であっても一個性。それが分かれば、いらないストレスを溜めることもなくなります。はざまにいると見えてくることがたくさんあります。

こんなもんだと思えるかどうか私も修行の真っ最中です。

今夜はドイツ戦。難しいことは置いといてビール片手に応援しましょう!

今日もいい日にしましょう。



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