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等身大の自分

完璧な人はいませんが完璧を求める人は大勢います。
完璧って何でしょう?

自分の体も頭の中も日々細胞は生まれ、死んでいく。一日として同じ状態でないことが分かっていたらとてもパーフェクトを求めようとは思わないものですが、ついついそれを忘れています。それは人間の本能かもしれません。
パーフェクトな人と思われたいために威勢を張る人。その心理は、自信がない自分を隠そうとすること。虎の威を借りる狐にも似て…。
多少なりともみんなコンプレックスや自信がないことがあります。

相手より上に立ちたい気持ちが強い人は自分の容姿、学歴などに強いコンプレックスがあったり、馬鹿にされたくないというプライドが邪魔をして素直になれないようです。
ブランドに頼る女性もいますが無料で大きなロゴを身に着けて宣伝しているようなもの。それに見合う女性になりたいものです。

ついつい 大げさに言ったり格好をつけていても行き過ぎるとかえってみっともないこと。本物でなければかえって滑稽です。化けの皮が剥がれる!

上には上がいる。どんなに優れていると自負していてもそれは「井の中の蛙大海を知らず!」で、ちっさいちっさい。自慢していた自分が恥ずかしくなります。
自信がないのを隠すより正直に出した方が好感が持たれることの方が多そうです。
人気のヒーローやヒロインは強くて、きれいで、憧れの的ですが、クスっと笑える苦手があると親しみも増して大人気となります。

人に弱みを見せることは恥ずかしいことでもプライドが傷つくことでもありません。それは魅力の一つです。
屈強のマッチョマンが注射を怖がる様子はとてもチャーミングです。

 苦手なことを言える人の方が人間臭くて素敵です。
少々見栄を張ったところでたいして他人の評価は変わりません。関心がないのです。
そんなこと気にするよりあるがままの自分を愛して、力を抜いて生きたいものです。

 寒くてもニケは絶好調です。公園では一人?で飛んだり跳ねたり自分の尻尾を追いかけてぐるぐる回ったり、たまーに鳩の群れに突っ込んで追い払ったり、後ろ足で地面を蹴って、これでもかと砂埃を立てます。


そんな時にひょいとほかのワンちゃんが現れると…。突然何もなかったように地面に伏せて今までの行動を帳消しにします。

「私はそんな子犬みたいなことはしないわ!」と言いたげですが、砂だらけの後ろ足は隠しようがありません。彼女の小さなプライド?です。

今日もいい日にしましょう!




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