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身近にある美しい秋

有名な観光地でなくともすぐ身近にきれいな風景を見つけることが出来ます。

自然のすばらしさは人工ではとても及ばない、色合い、形をしています。
溝の淵にたまった落ち葉は一色ではなくいろんな濃淡の紅や黄色。

四季折々の風景を見ることのできることは心のビタミン。元気になれます。
山が近くにあると四季の木々やその上の空の色、鳥のさえずりも低くて心地よい風も感じることが出来ます。

神戸は海と街、そして山々の三段重ね。細長くそんなに大きくない都市ですが、都会すぎず、田舎でもない、住むには丁度いい環境です。

子育てには自然の中で、年を重ねると便利な都会と言いますが、それを両手にすることが出来ます。

イメージはお洒落なとなっていますが、洗練されているかと言えばそうでもなく、外国人が作ったことでハイカラというイメージでしょう。

もう少しで植民地になっていたかもしれないと言われたこともあったようですが、それにはそこに住む人たちの気質が許さなかったとも。

意外と神戸の人は頑固です。流行を追いません。トラディショナルというほどかたぐるしいものでなく、かと言って斬新でもない、そのあいまいさが居心地よくしているのかもしれません。

居留地や異人館、若い女性の好きな風景は街のあちこちにあります。

東京や名古屋の友達は何しろ神戸が好き。いつもご機嫌で帰っていきます。
私たちが毎日神戸牛を食べているわけでもなく、おしゃれなカフェに毎日通っていることもないのですが、勝手に物語を作ってくれます。イメージって他から見た様子で作られるのがよくわかります。その場にいるとわからないものです。

大阪に出かけると人の多さで疲れる、武庫川を渡るとホッとするとこの街の友達は毎回言います。

なんだか空気が違うそうです。
私は山が大きな癒しになっているように思います。
蒼く連なる六甲山脈が私たちの身近にあります。

小さな時から、毎日見ていた風景です。

東京から帰省するとき、山を見ればホッとしました。遠くにかすむ海や淡路島の輪郭はいつも同じように迎えてくれました。

住めば都と言いますが私にとってはやはりふるさと、いろんなことがあった人生ですが静かに癒してくれた街です。

今は同じような毎日ですが、穏やかにしてくれる大切な場所です。
今日もいい日にしましょう!














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