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仲人の仕事 二人の記念日。

婚活中でクリスマスは特別?バレンタインデーも…。
「それに向けてお見合い頑張りましょう!クリスマスにはプロポーズしましょう!新年に相手の両親にご挨拶できたらいいのにね。」とお尻を叩く仲人は多いそうです。

いつもこの言葉に私は違和感を持ちます。
それはクリスマスの夜、素敵な場所でプロポーズされて小さな箱を開ける。その中にはキラッと光る指輪。なんて素敵な光景でしょう。周りは祝福するかのようなイルミネーション。まるで映画のワンシーンですね。

夢を見ることはいいことですが、そのシチュエーションを作るためにお見合いしたり、一応交際するというのはいかがなものか…。

もちろん、新しい年の初めちゃんと相手や自分の両親に紹介できたらこんなめでたいことはありません。

38歳までに絶対結婚したいと言っていた彼女は今40歳。
残念ながら結婚の夢!が叶わず誰か紹介してくれないかと他力本願です。

目標を持つこと期限を決めて頑張ることは悪いことではありません。がそれが将来の相手探しとなると難しいものです。

結婚は相手があること。ある意味究極の一期一会です。いろんな歯車が奇跡的に回り始めてご縁と言う結び目となり新しい二人の歯車が動きだすもののような気がします。

そんな中でのクリスマス。婚約の仕上げの日となったなら喜ばしいことです。

誰のため、何のための結婚か?といつも思います。

世間体が気になっている結婚希望者にとってイベントは焦る材料になっていることもありますが、結婚はこれから長ーく続く道なのですから…。

今年もめでたくプロポーズされた会員がいましたが、その日はクリスマスではありませんでした。11月のある日。いつものデートの帰り際小さな箱を渡されたそうです。

その日が二人にとっては世界に一つの記念日。
地に足着く出発だったように感じました。

今年もあと2日。孫たちの帰省前にすることがいっぱいあります。
「そんなことは関係ないわ!」と言うように今日も長ーい散歩となりました。

今日もいい日にしましょう!



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