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おとなになりたくない

大雨の朝出勤した女性がレインコートの第一ホックが外せなくて小走りで男性職員のところまで来たそうです。

フイッとあごを上げると子供のように外すように促します。

そんな彼女はちょっと注意されるとプイっとふくれっ面。
文句は人なみ以上でそれを近くで見ている昭和の女性は腹立たしくて情けないと嘆きます。

甘え上手は今まで彼女の武器だったのでしょう。
人にお願いして仕事も何とかやって来たようです。

みんなが忙しそうに動き回っていても「関係ないわ。」とばかりにスマホをいじっているとか。

なんとこの方は学校を出ていろんな職場を経験した、アラフィフの女性だとか。ならば同じ昭和生まれ!時代だけの問題ではなさそうです。

お祭り騒ぎや飲み会になると張り切る人がいますがまさにそれ!
なのに自分で計画した会も途中でお誘いがあったり次の予定があるとかでさっさと帰っていきます。我儘と一言で言ってしまえばそれまでですが、行動や考え方を聞いているとどうも今流行り?のおとなになりたくないおとな!なのかもしれません。

おとなって何でしょう。もちろん18歳となると大人の仲間入りと世間は見ますが、心の中、精神的なものはまだまだ成長していなくて、外見と中身のギャップが年齢ごとに出てきているようです。

子供と大人の間に日にち変更線のようなものはないのですから人によってその線をくぐるのはまちまちです。

一通りのおとなとしての常識はあってもそれは取り繕う方法を知っているだけで、いつの間にかそれは通用しなくなって幼稚な部分を露呈することになります。だから何?と言われそうですが、その稚拙な考え方が、人に不快感をもたらしたり、職場や学校での協調性に欠けていたり。それは右へ倣え!ということではなく、いろんな考え方をも取り入れてその中で生きていく力や、わが身可愛さの行動ではなくその場での目的であることへの気持ちの寄り添い方を知ることなのかもしれません。

なんと気難しいことを!と言われそうですがおとなとは年を取ることではありません。

積み重ねた経験や助けられたり助けたりの人間関係を次の時代に伝えていくこと。生かすことのような気がします。

今や大家族が消え親と子供の少人数家族が増えました。
それがいいこともたくさんありますが、怖い祖父母や厳しい両親。もちろんその根底には愛情あるということは外せませんが、そんな中で育った私は幸せだったような気がします。

よくない我慢と必要な我慢を見分けられたらもっと身軽にこの世を泳いでいけるかもしれません。

先日の夜中の雹は犬たちにとっては怖い経験になったようです。
同じ柴のジョン君は日頃はツンデレの代表格ですが、その夜は飼い主の
膝から離れなかったとか。初めての経験は知らない自分をされけることがあるようです。

今日もいい日にしましょう!





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