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ポーカーフェイスは流行らない?

以前は日本人の大方,外国の方から見ると、何を考えてるかわからないとよく言われたものです。
昭和の集合写真はみんなかしこまって硬い表情でした。

ポーカーファイス。何を考えているのか感情がよく見えない、と言うか見せてはいけないと教えられたのは遠い昔になりました。
今は喜怒哀楽、表情に出して自分を発信することのほうが歓迎されます。

それが普通ですが時にはトランプのババ抜き。ポーカーファイスのババ持ちの人からまんまとそのカードを取らされる。これって人間関係の中にも存在するような…。ちょぴっり推理してまた楽し!です。

いつもにこにこして人当たりのいい人が意外と腹黒⁈だったり、いつもは冷たそうな人が、そっと助けの手を差し伸べてくれたり…。本当は表情だけで人の判断はできないものです。不愛想なのは人見知りということもあります。大体それが原因の場合が多いような気がします。

詐欺師などは話が上手でにこやか。会った瞬間から長年の知り合いのような対応をします。立て板に水の話し上手、褒め殺しには用心用心!

それをいい人!と勘違いする人もいて…。だから騙される人が後を立たないのかもしれません。孤独を感じていると付け込まれます。

最近私も少し考え方が変わってきました。

以前はどんなことでも平静を装うことはそこそこ得意でした。ムカッとしても、イラっとしてもです。

ところがその感情を読めないままで、バタバタと土足で心の中に入ってくる人もいて、そんな時には、はっきりNO!と言うのもありかもしれないと。

今やポーカーフェイスで対応するのは時として良くない。はっきりと感情を表に出すのも大切なのではないかと思う場面が多々あります。気持ちを汲み取るということが苦手な人が増えたのかもしれません。

ハッキリ気持ちを言うことは自分の腹の虫を納めるためではなくて、自分の意見や考えを相手に伝える手段の数を増やすためにも必要ではないかと。もちろんあからさまな表情は自分に跳ね返ってきますからそこは程度問題ですが…。

されどやっぱりクールビューティーは素敵です。

そんなことはお構いなしのニケは表情豊かで、体だけでなく、顔でも十分わかります。嬉しかったり、何かおねだりしているときのウルウル、そして不機嫌な時は…。

今は散歩から帰って至福の時、いつものお気に入りの場所でゴロンとなって、時より私を見上げます。

今日もいい日にしましょう!




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