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結婚相談所ニケクラブ

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仲人として婚活を通して一緒に成長出来たらいいなあと思い書いています。婚活に悩んだ時ひと休みして読んでいただけたら嬉しいです。
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#母親

仲人の仕事 平成ジャンプ

最近はボランティアで縁つなぎをするご婦人が増えました。 自身の人脈を活用して○○さんのお嬢さんが相手を探しているらしい。△△さんの息子さんはもう50歳!お嫁さんを何とか探さないと孫の顔が見られないと聞くと居ても立っても居られないそうです。母親が一人増えたようなと言えなくもなく。 中には来年は50歳、母親に「お見合いはどうなってるの!」と言われて親子喧嘩になるケースもあります。 いちばん焦っているのは本人でその傷口を広げる一言…。 気持ちと行動。家族の期待! なかなかうまくか

仲人の仕事 親はがし

最近、幸せとは人によっていろいろで親子であっても、パートナーであっても違うのだとわかることがたくさんあります。 特に親はよかれと思って子供の幸せを願っていろいろ面倒をみますが果たしてそれが彼らにとっての幸せに当てはまるかは疑問です。 子どものことは母親の私が誰よりも知っているという過ちにも似た思い込みは、親孝行の子供にしたら重荷でしかありません。 親の愛情が身に染みるから余計に我慢してしまうというのはよくあることです。 親子であっても違う世界に身を置くようになるといろ

仲人の仕事  タイミングも運

半年前にこちらからお見合いの申し込みをした40代の男性。 なかなかお返事がないまま、もう一歩踏み込めない婚活迷い子です。 全く結婚がしたくないわけではなくさりとて何よりも優先して婚活にいそしむわけでもなく、最近の若もの?の感性はどこまでもアンニュイで流されていい、別にこのままでも構わない!と言う気持ちが漂っています。 親は早く!結婚して孫の顔を見せてほしい。 仲人の私と同い年の母親は専業主婦50年。お見合いで初めて顔を見た!と言うご主人は、親の勧めで何の疑いもなく結婚した

仲人の仕事 親の勘違い

知り合いから結婚相手を探している息子を助けてほしいと言われたので一度会ってほしいと言われました。 神戸の山手、閑静な住宅街に4階建ての建物。バブルの時によく見たしつらえの贅沢な一軒家だそうです。 その1階で宝石店。二階に48歳の息子さんと80歳の母親が住んでいるそうです。そちらの条件をいろいろ聞きましたが、実際お会いして…。ということになり、桜も満開の並木道をくぐってその館に着きました。 何とも上品なお母さまが、二階の玄関ドアから顔を出されました。 リビングに通されて一

仲人の仕事  ちっとも進まない

かれこれ1年以上、なかなかお見合いもできずどうして?と親も子も悶々としています。 入会すればすぐにお見合いが決まって、半年ぐらいで結婚できると思っていた!なのに、提出した条件をクリアーできる!人がいない。とはなかなか鼻息の荒い母子です。 こんな私をどうして見つけられないの?といういらだち。 親もなんで決まらないの?と尋ねてきます。 待っているだけでは進みませんよ。そんな簡単なことでうまくいくと思っていても一向に動きは出てきません。果報は寝て待つは婚活には当てはまりません

仲人の仕事 親の存在

最近は仲のいい母子が増えました。母親も若くてきれいなので姉妹のようです。 映画に行くにも買い物するのもいつも一緒。実家の居心地が良いのでなかなか出ていきません。 母親もそろそろお嫁に行ってほしいといいながら大きな娘に甘えられてまんざらでもなさそうです。しかし母親の揺れる心と娘のそれは少し違います。 お見合いも母親が難色を示すと素直に娘は従います。「お嫁には一度は行きなさい!でも遠くはだめよ」とくぎを刺します。 実家は大切です。小さなころから育まれた土地から離れたくない

仲人の仕事 母親の心配

半年前に入会した男性会員の母親から電話がありました。 両親とも40歳半ばを過ぎた息子の相手探しに本人以上に焦っている様子で、月に一度伺うと、何とか早く決まってほしい!から誰でもいいから…。と本人は置き去りで私に発破をかけてこられます。 近隣の、初婚の、あまり学歴に拘らない素直な人ならということですが、20人に申し込んで返事があるのはひとりあればいいほうでなかなか組めません。こちらではだいぶ地域を広げて、年齢やもろもろも修正してきました。 本人が相手を30歳半ばと決めていて

仲人の仕事 巣立つ後押し

結婚する、しないはその人次第!結婚したいなら応援します。 だから「何が何でも、乗り気がなくても成婚させる相談所ではありません。」これが結婚相談所ニケクラブの考えです。生き方の選択の一つに結婚があることに重きを置いています。 その人の生き方は何であれその人のもの。基本は自分で決めることだと思っています。 会員は全員個性豊かです。でも出会いがない理由に何かしら共通点があります。 一つは母親とのかかわり方。仲のいい人ほどなかなか結婚したいと思える人が現れません。これは男女と

仲人の仕事 ままごとみたいな婚活

若く見えると幼いは全く意味合いが違います。 最近の若もんは!なんてサラサラいう気はありません。 私より筋の通たことを話せるし、この生きにくい世の中でバブルではじけた親たちのなれの果てを見て育った子供たちもいい年頃。夢がないというよりは堅実に生きているという表現がピッタリな人も多くいます。 難しいことは解りませんが、平和な世の中になって、子供の生存率も高くなり余裕を持って子育てが出来た分、いつまでも愛おしい幼子との時間を持ちたいという母親の願望が,その子が大人になっても守って

仲人の仕事   男性の気持ち

人の悪口を言わない、いつもにこにこしている、 素直。どんな人からも褒められる。 嫌な仕事も引き受ける。 人の話はよく聞いて静かにうなずいている。料理も上手 となると結婚するにはいいパートナーになりそうな女性です。こんな人が息子と結婚してくれたらいいなあと母親たちは太鼓判を押すような女性もいます。 お手本のような人物ですが、かといって女性としてモテるか? というとそうでもなさそうです。 「お母さん」を連想してやはり物足りないとなります。 そりゃあ恋愛ではそうでしょうがお見合

仲人の仕事 基本的なこと

会話のキャッチボールとよく言いますが、 ポンポンとテンポよく会話も弾んで、丁寧な言葉使いで挨拶もまともにできる優等生は多いのですが、若い人でもメイルやラインの返事が何日も経ってからや既読のまま音沙汰なしと頭をかしげることがあります。 今の時代遠くにいても連絡手段はたくさんあって何事も短期間で済ますことが出来ます。便利なことはいいことですが使う側のマナーはやはり相手を気遣うことから考えるときちっと返答することが基本です。 その時は気持ちが落ち込んでいた、体調が悪かったといろ

仲人の仕事  のんびり屋さん

元旦にバタバタ動くと一年中そのような生活になるらしいと聞いたのをいいことに、昨日のメイン行動は2度の散歩。まあニケへのお年玉ということでいつもよりゆっくり、日頃いかないところまで足を延ばしました。 今から思うと、元旦早々来客がひっきりなしで、母たちは慌ただしく動いていたので年がら年中、その羽目になったのかもしれません。 娘一家と息子は5日に我が家で合流の予定で、しばしニケと静かなお正月となりました。嵐の前の静けさと言ったところです。 ほとんどがLINEでの年賀。動画やス

仲人の仕事 心は紙風船

最近のというと語弊がありますが、若者の熱中しないこと、燃えないこと、 あきらめが早いこと。 そんな人ばかりではないことはゲームにスポーツにと熱中している映像を見るとわかるのですが…。 こと婚活に関して、知らぬ間に周りがどんどん結婚して会うごとに子供ができている友達を見てなんとなく、こりゃいかんと親からも言われて相談所の門をたたく人がいます。 または「私は34歳までに結婚したいんです。絶対に!」と分かるような分からないような目標を立てて、最後は母親と一緒に面談。質問するの

仲人の仕事 婚活さえもダメにする

子どもの時から、何かを聞かれた時、横から親、特に母親が間髪を入れず口出しすることを見かけたことはありますが、それが、婚活やお見合いにも同じように口出しする母親が生息しています。 そんな親は子供だけでなく友達や、仕事場の後輩、時として上司にも口出しして助けてあげたと言わんばかり、ご満悦な様子です。 質問に他人が答える。何とも滑稽な風景ですが、本人はいたって普通の事。そりゃそうです。毎日そのようにして口を出すのにいそしんで?いるのですから…。 口出しされた方は言葉をのみこん