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仲人の仕事 巣立つ後押し

結婚する、しないはその人次第!結婚したいなら応援します。

だから「何が何でも、乗り気がなくても成婚させる相談所ではありません。」これが結婚相談所ニケクラブの考えです。生き方の選択の一つに結婚があることに重きを置いています。

その人の生き方は何であれその人のもの。基本は自分で決めることだと思っています。

会員は全員個性豊かです。でも出会いがない理由に何かしら共通点があります。

一つは母親とのかかわり方。仲のいい人ほどなかなか結婚したいと思える人が現れません。これは男女とも同じです。

私は小さい時、母に厳しく育てられました。

高校生のころは親から離れたいのに離れられない。尊敬はしているけれど反発するといった相容れない感情がありました。

親からの自立。それは自然な感情で成長した種がはじけて地面に根を張るようなものでした。

私の母が薄情だったわけではけっしてありませんが、あまりべったり甘えた記憶がありません。今から思うと一人の人間として接してくれていたのかもしれません。決して子ども扱いや赤ちゃん言葉⁈で向き合いませんでした。

愛情深い母親とはいつまでも子供を守らなければという責任感の強い人です。育てられた人の中には依存症となって居心地の良さに満足してしまう場合があります。だから結婚する必要がないのです。

しかし必ず異性を好きになってその人と人生を歩みたいと思える時が何度かやってきます。そのタイミングを外すと元の居心地のいい巣に落ち着くことになってしまいます。また飛び立とうとするのに自分の寂しさのあまり足を引っ張る親もいます。

そこで相談所の門をたたくことになるのですが、母親が言う息子や娘の考え方と本人の本当はだいぶずれがあります。

母親も自分の年が気になるころになると特に娘は世に言う適齢期を過ぎてしまってふたりは慌てだします。早く結婚したいと思っていても出会いがないといいますがそもそも家が好きすぎて、母親が好きすぎて子供が可愛すぎて外に目が向かなかった結果です。

しかし何をするにも遅いということはありません。適齢期は人それぞれ。これこそご縁です。

仲人がお見合い相手を見つけて結婚させるのが一般ですが、ニケクラブでは会員が登録している人から自分で探します。まずは希望に合った人を申し込みますがことごとく…。反対に申し込んでくれた人は…。でうまくいきません。そこで合いそうな人を奨めます。嫌ならスルー、会いたいなら相手に申し込みます。何しろ一度は会うこと。これが入り口です。

私のお勧めは必ずしもその人の希望と合わないときもあります。親未満で友達以上の感覚で探します。

お見合い条件は女性なら相手に学歴、身長、年収が三種の神器、男性は何しろ外見といいますが「そんなこと言っているから結婚できないんだ!」と諭す役目かもしれませんが、私はぜんぶOK!これでうまくいけば大成功だからです。なかなかうまくいかなければひとつづつ見直せばいいことです。

会員が出した難関不落の条件を叩き潰すのではなく相手の何か一ついいところが見つけられる心の余裕を育てるお手伝いをするのが仲人だと思っています。

会員がお見合いから交際に進んで成長するのを見るのは嬉しいことです。

今日もいい日にしましょう!






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