Tom

東京都出身奈良県在住。東京農業大学造園科学科卒業。 現在は森の中で保育士をしながら、…

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東京都出身奈良県在住。東京農業大学造園科学科卒業。 現在は森の中で保育士をしながら、日曜日はピザ屋というWワークで生計を立ててる。

マガジン

  • ものーリー

    所有している「もの」についての記事をまとめています。

最近の記事

【ものーリー】~碍子~

古民家でよく見られる碍子(がいし)。 昭和の電気配線に使われていた磁器製の器具です。昨日お邪魔して電気工事の打ち合わせをさせて頂いたお宅ではこの碍子を使った配線が残されており、その引き込みの美しさにうっとり、、。便利な施工器具が次々登場する中だからこそ人の技術に頼った施工を見ると感動しますね。因みに碍子引き工事は過去の遺物ではなく、古民家を改装したカフェ等で、店舗デザインとして利用されてもいます。 現代では使い所がないこの子たちですが、、、このデザインと質感がとても大好き

    • ルンバとほうきとか

      ミニマリズム関係の情報を仕入れていると、ルンバ等のお掃除ロボットが推奨されている事が多いですね。選ばれている理由は概ね "苦手な掃除をするという判断による疲労と時間の浪費を押さえて、自分のやりたい事に集中する" この様なものです。確かに、自分も掃除は好きではないし、毎日やろうとしてもサボってしまうことも多い。結果部屋が汚れている事よりも、掃除出来ていない自分に何かむしゃくしゃする時もあります。という事で少しだけ購入を検討した時もありましたが、検討の結果「要らないな」となり

      • 【ものーリー】~帽子~

        出会いは金剛山麓のカフェもぐらの寝床。 河内長野を中心に活躍されている帽子作家の故温 Ko-Onさんが展示会をされていた際に、一目惚れして購入しました。 ピザ屋用の帽子が欲しいなーと思っていた矢先の出会いだったので、運命だと思っています。 主にピザ屋の営業時やキャンプの時にに身につけています。これと、ナカエの服さんから頂いたエプロンを石窯ピザ屋営業時には必ず身に付けています。 お気に入りの点は ・外は大好きなアースカラーのカーキ。中も好きなあ落ち着いた緑。 つばの

        • 【ものーリー】~藁細工の鍋敷き~

          出会いは5年前、緑のふるさと協力隊の報告会最終日に誕生日プレゼントとして頂きました。 元々は別の人に渡す予定だったので が、私の誕生日が判明したので、譲ってくれたという、親切の賜物。フライパンや鍋ををテーブルに置く際に使用しています。 製作したのは人が大好きで、話が上手く、芯のある、私とは真逆の性格の隊員。派遣先の宮崎県にて、職人の元で数ヵ月かけて作成したそうです。 影響を受けて同じ形の物を作成した事があるが、その完成度には雲泥の差が。。 見る度に、伝統工芸の良さを再確

        【ものーリー】~碍子~

        マガジン

        • ものーリー
          4本

        記事

          断捨離と古いものとか金属とか

          断捨離を実践する中で困った事がある。できる範囲で不要なモノは捨てて、キャンプ用品等コンパクトで軽い物を揃え、日常で使っている 一方で昔ながらの自然素材を最低限の加工を施した伝統工芸品も好きだ。でもそういった工芸品はお世辞にもコンパクトとは言えない。 そして、その様な伝統工芸品を捨てると、何か自分の中にある大切な物を捨てるような気がしていた。何故だろう。 そんなの事を考えていた時、前から開催されると聞いていた葦で船を作るWSの概要が掲載された。その中には~葦舟は一つの生態

          断捨離と古いものとか金属とか

          描くのと人間関係と教育とか

          何時まで続くか分からないが、ここ数日写生の練習を始めた。集中力が切れて来ると、複雑な所や自分がどう表現したら良いか分からない部分は事実をねじ曲げて、描きたくなる。言い方を変えたら、自分の枠内に押し込みたくなる。 そんな時ふと思った。この感覚は現代の教育や人間関係に通ずるのではないかと。 ありのままを受け止めるのではなく、自分が楽だから、分からないから強制力を持つ側の枠内に押さし込められるように相手の形を変えて物事を進める。 子どもと接する機会が多かったり、自分が枠内に押

          描くのと人間関係と教育とか

          決別とか

          時は幼稚園に通っていた頃。その日はお母さんの顔を描くという時間だった。純粋だった自分は色々なクレヨンを使って、カラフル、、というか色か混ざりぐちゃぐちゃな顔を描いた。皆がお弁当の準備を始めても描いていた。ようやく完成した絵を先生に見せたら苦笑いの様な表情をされたのを覚えている。先生の本心は分からないが、当時の僕はそう感じていた。 今でもある程度鮮明に覚えているから当時の僕にとってはその先生のリアクションが心に響いたのだろう。 別にそれから描けなくなったり、絵が嫌いになっ

          決別とか