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御朱印めぐりで恥をかかないために知っておきたい基本の基本

「あのー」と社務所の人から声をかけられた伊勢神宮外宮での事。

『私たちも施しをいただかないと食べていかれないのです』

と言われて初めて御朱印が無料でないことを知りました!超恥ずかしい!

慌てて『すみませんでした!m(_ _"m)』と御朱印代金を納めました。知っているようで知らない御朱印のことってないですか?私の場合はブームに乗ってなんとなく始めて知らないことだらけでした。スムーズに御朱印巡りを始めるのにどんな準備が必要なのか、私の体験からご紹介したいと思います。

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そもそも御朱印とは写経をした証

御朱印ってここ何年かブームですよね。誰もかれもが御朱印を頂いているように感じます。もはやスタンプラリー化していたり、オークションで売られていてなんて罰当たりなんだろう!と思います。それに御朱印の意味を知っている人のほうが少ないのではないでしょうか。 御朱印は昔、写経を奉納した証としていただく『証書』でした。お寺のご本尊、お寺の名前、日付などを書き朱で押印したため、『御朱印』と言われるようになりました。

現在では写経をしなくても参拝をして代金を払えば御朱印をいただけます。

私は御朱印についてネットで色々読んでいて『御朱印とは写経の証』が頭にあったのか、初の御朱印デビューをした時に代金を払わなかったのです(笑) ほんとごめんなさい(m´・ω・`)m ゴメン… 

御朱印の魅力と言えば、文字がとても達筆な事です。書き手によってそれぞれ御朱印の雰囲気が違って、友達と比べてみたリできるのも楽しいです。

今では絵が施されていたり、文字色が金、銀などの筆を使ったものなどの限定御朱印も人気ですね。絵が描いてあるとまるで御朱印と言うより絵画のようですが、私個人としてはは本来の墨で書いていただいた御朱印が好きです。御朱印って書置きと言って予め別紙に書いてあるのものもありますが、まずは御朱印帳がない事には始まりません。御朱印帳はどのようなものを用意したらいいでしょう。


御朱印を貰うにはまず御朱印帳を手に入れよう

私が御朱印デビューをした時、御朱印帳を手に入れたのはパック旅行の特典でした。伊勢志摩に友達と出かけたのはもう4年も前になります。その時パック旅行を申し込んだら御朱印帳とハンカチを頂きました。その時貰ったのがこちらの御朱印帳。

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女子力高めの淡い色ベースの花柄です。大きすぎずバッグの中に収まりやすいタイプでした。御朱印帳はサイズが色々あるのご存知ですか? 私が最初に手に入れた上の写真のタイプ。ごく一般的なサイズです。

え?御朱印帳の大きさって色んなのがあるの?私も御朱印めぐりをしてしばらく経ってから御朱印帳に色々なサイズがある事を知りました。御朱印帳のサイズは大きく分けて2つあります。

1つは縦16cm×横11cm 文庫本より気持ち大きい感じです。持ち運びに邪魔にならないし後からカバーをかけるのにもカバーサイズも探しやすいです。

もう1つは縦18cm×横12cm B6サイズと言われています。文庫本サイズと大して変わらないじゃん?って感じです。ですが、バッグにしまうとやはり2cmの違いでバッグの中の御朱印が占める割合が多くなり邪魔!財布が取りだしにくいといった不具合を私は感じました。出雲大社で購入した御朱印帳がこのB6サイズだったのですが、白い手帳だったので、汚れちゃうんじゃないかと思い後からカバーを探したんだけど、なかなか売ってなくて結局自分でカバーを作りました。

どちらを持つかはあなた次第で自由ですが、自分の持ち運びしやすいサイズを選びましょう。

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違うサイズを並べてみました。並べてみると長さの違いがよくわかりますよね。大して変わらないといえばそれまでですが、B6サイズはバッグの中が御朱印だらけになってしまうのは否めません。旅行中も邪魔に感じるんですよね~初めての方は持つならコンパクトサイズをおすすめします。

神社とお寺用は分けて用意したほうがいい?

私が初めて御朱印帳を持った時は1冊でした。たまたま神社ばかり参拝していたのもあるのですが、のちに御朱印めぐりの先輩に『お寺と神社の御朱印帳は分けたほうがいいかも』と言われました。お寺と神社は神様と仏様で違うから1冊の御朱印帳にまとめてしまうのは喧嘩するのかな?なんて思い調べてみました。

結論からいうと『分けなくてもいい』と言うことに行きつきました。そもそもお寺と神社って明治時代まで同じ場所にあったんですよ。ええ?そうなの?お寺と神社が同じ敷地内にあったと知ったのは私も御朱印巡りから2年目でした。神も仏も昔は分け隔てなく信仰していたのです。なので御朱印も1冊にまとめていただいても問題がないというわけです。まずは1冊御朱印帳を用意すれば安心ですね。

★まれにお寺と神社が混ざったものには書いていただけないこともありますので、注意が必要です。その際には頂きたかった先で御朱印帳を購入しましょう。

御朱印の先輩が言うにはあるお寺で御朱印を頂きたくて自分の御朱印帳を出したところ、『これには書けないので購入してください』とお寺で御朱印帳を購入したそうです。先輩はお寺と神社分けていたのにです。お寺や神社独自のこだわりがあると考えると臨機応変にこちらも構えていたいものですね。

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御朱印のお値段はいくらくらい?お気持ちでっていくらなの?

さて、準備ができたらいざ御朱印を頂きにと思いますが、御朱印のお値段っていくら払ったらいいのでしょう?私みたいにお代を払わずに立ち去ろうとすることはみなさんないと思いますが(笑) 場所によっては『お気持ちで』と書かれていることもあります。そんな時はおいくら払ったらいいでしょう。

私が今まで巡ってきた神社やお寺では大体300円が多かったです。高くて500円かな?または書置きが300円、手書きが500円と言うところもありました。京都のような観光客の多いお寺や神社ではこのパターンが多いのではないでしょうか。見開きで御朱印を出しているところもありますし、限定御朱印となると少しお値段が上がって500円かな。出雲大社に行ったときには『お気持ちで』と書かれていてとても困りました。『お気持ち』っていくらよ?お釣りが欲しいのに1000円渡したらお釣りが来ない?しかし、相場が300円なので見栄を張らず300円をお渡ししました。見栄はってもしょうがないですもんね(笑)

そしてとっても重要な事ひとつ!御朱印を頂く時には『小銭の用意』を必ずして欲しいです。お札で渡されてもお釣りの用意がないところがほとんどです。観光客が多いところならお釣り位あるでしょう?って思いますけど、迷惑ですよね。忙しいところに加えてお釣りを用意しなくてはならない。思いっきり嫌な顔されます。

なので私は御朱印専用に100円玉を用意して別の財布に入れておきます。お互いスムーズに事を済ませたいですよね。是非100円玉の用意して下さい。


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御朱印帳が邪魔で重い!そんな時はサブバッグを用意して楽々♪

御朱印帳はとりあえず1冊用意!なんですが、バッグの中で重たいし蛇腹が開いちゃったりキズが付いたりしてもやっとします。御朱印巡りするってなると多少遠出するじゃないですか。なるべく荷物を増やしたくないんだよね~。でも御朱印を頂く時、バッグから出すのにもたつくんですよ(笑) 大き目なバッグを下げてしまえばすぐ取り出せると思ったら大間違い!『あれ?さっきまでこの辺にあった御朱印帳がない!』やっと出したと思ったら帳面が開いて蛇腹が地面に引きずってしまったり(;´・ω・) 私だけでしょうか?いや慌てますよね、こんなことなら最初からサブバッグを用意したほうが楽と言うことに気がつきました。

最近はトートバッグが人気ですよね、布製のバッグを私も何枚か持っています。雑誌の付録のバッグでもなんでもいいんです。私はポシェットに財布やスマホを入れて御朱印帳はトートバッグに入れます。でもダイレクトに御朱印帳をしまうと、結局はバッグの中で開いてしまったりごちゃごちゃします。

そこで御朱印帳につけるゴムバンドをおすすめします。

ゴムバンドがあらかじめついて売っている御朱印帳もあります。ゴムがついているものやゴムバンドだけ欲しいって場合はネット、ロフトやハンズで、簡単に購入できます。色んな柄があったりするので楽しいですよ。私はゴムバンドが煩わしく感じるので巾着袋を購入しました。雑貨屋さんで買ったものです。大きなお寺や神社で御朱印帳袋が売っていることもあります。ただとても高級な生地を使っているのかとってもお高いのです(;´・ω・)3000円以上はすると思います。なのでけっちい私は雑貨屋さんで探した巾着袋千円(笑)

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巾着にしまうことでバッグの中でガサガサと広がることもないのでとっても便利。御朱印をもらう時にもゴムバンドを外して~あああ、イライラしないのでせっかちさんには巾着袋をおすすめします。

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さて準備できたら御朱印巡りの旅へでかけよう

御朱印はスタンプラリーではなく、参拝した証として書いていただくありがたいものです。もらう側もきちんと準備をしてからおでかけしたいですよね。そして、御朱印を書いていただいたら必ずお礼をしましょう。

御朱印は何度も言うように『参拝した証』なので商品でもスタンプラリーでもないのです。神職についている方たちへ感謝の気持ちをつたえるべきです。縁があってその場所を訪れた大切な思い出にもなります。オークションで売ったりしないようにしたいものです。





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