わたしの双極性障害について
こんにちは。nika.です。
今までのnoteにたくさんのスキをいただけてとてもうれしいです。ありがとうございます。
前回少し触れましたが、わたしの双極性障害について少し書いておきたいなと思いnoteを開いています。
わたしが双極性障害だと診断されたのは、昨年の秋のことです。
それよりもずっと前から、今思えば躁鬱だったんだろうなと思えるエピソードはたくさんありました。
高校生の頃は、夜中の3時まで二次創作の小説を書いていましたし、母親と絶叫レベルのボリュームで喧嘩(喧嘩というか、わたしが勝手に噴火している感じでした)をすることもしばしばありました。
と思えば、自分には価値がないと思いこんで自傷行為をしたり、受験生なのにテキストの文字が全く頭に入ってこず、問題がそもそも読めない、クラス上位だった成績もどんどん落ち、あろうことか学校のテストで0点を取ってしまう始末。死んでしまいたいと思うこともありました。
これが交互に来るもんですから(たぶんそうだったはずです。つらすぎてその時代の記憶はとてもあいまいですが)、精神的に参ってしまいました。
高校生から大学1回生になるまでに、大好きな祖父母を父方母方合わせて3人、立て続けに失ったことと、うまくいかない受験のストレスのはざまで押しつぶされそうになったことだけはよく覚えています。
大学生になってからは、環境がとても自分に合っていたのか、自傷行為はもちろんなくなりましたし、母親と大喧嘩することもなくなりました。(母親がわたしの病相をなんとなく理解してくれ、丸くなったというのもありますが。)
しかし、希死念慮は時々顔を出していたような気がします。
1年浪人をしたのもよくなかったです。(現役の頃は文字が読めない、集中できない、何も頭に入ってこない症状にさいなまれ、なんと受験した大学のすべてに落ちてしまいました。)
あの1年は、社会から隔絶され、何の生産性もないただの穀潰しになったような気分をわたしにもたらし、心の奥底に大きな瘢痕を残していった年でした。
激しい波がなくなったというだけで、ずっとわたしは躁鬱の中にいたのだと思います。
その波は就活を経て、また大きくなっていきました。
自己分析をするたびに、鏡の中の醜い自分を覗き続けているような心地になって、どんどん自己像が歪んで見えていきました。
自分には価値がないという思考が、ますます肥大していきました。
泣いて苦しみながら、なんとか就活を終え、現在の会社に入職。
従業員数から行くとまあまあ大きな企業ではあるため、わたしは心機一転、これまでのクソみたいな人生とはおさらばだぜ!と意気込んでいました。なぜなら、「正しいレール」にまた戻ることができたと、思い込み喜んでしまっていたからです。
とはいえべつに働きたくないのに週5日も働くのだるいなあ、とも思いながら、新人研修をこなしていきました。
集合研修を終え現場に配属され、5月、6月と過ごしていくうちに、少しずつ心のコップにつらい、くるしいという感情が溜まっていきました。
5月からは推しコンテンツの映画が上映されはじめたので、わたしは仕事のストレスを映画を見に行くことで解消していました。
しかし、そこで決定的に「だめになった日」が来てしまいました。
7月の半ばでした。
今まで楽しめていた推しコンテンツの映画が、まったく、1ミリも楽しく感じなくなってしまったのです。
しかもその日は、地元ではなく離れたDolby Cinemaがみられる大スクリーンでの上映で、時間とお金をかけて行き、かねてよりとても楽しみにしていた日でした。
そこで、まったく楽しめなかった。
楽しむどころか、感情が全く動かなくなってしまった。
わたしはとても悲しかったのに、泣くことすらできない状態になってしまいました。
そこからだったか、その前だったかはあいまいですが、会社に行くとめまいがしたり、退勤してから泣きたくもないのになぜか涙が止まらなくなったり、死んでしまいたいと思うことが増え、これはまずいと思いメンタルクリニックを受診しました。
はっきりと主治医の口から躁鬱だねと言われたことはありませんが、出してもらった診断書にははっきりと双極性感情障害の文字が記載されていました。
予想していたこととはいえ、かなりショックでした。
初診から服薬を開始し、薬の量や種類を増減しながらコントロールしてきたつもりでしたが、なぜか1月中旬くらいからとてつもなく調子が悪くなっていき、現在休職にいたります。
そんな感じで、ざっくりとしたわたしの躁鬱遍歴は以上です。
こうやって見ていくと、やっぱりわたしに正社員は無理なのでは……?と思ってしまいました。
書いていて、自分を俯瞰できたことでだいぶ頭の整理になったような気がします。
休職中は特にやることもないので、こんな感じでのんびり自分の整理をしていきながら、これからについて考えていけたらいいなあと思っています。
それでは今回はこの辺で。
またいつか、あなたに逢えますように。
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