直感が鋭い人ほど、自分の直感が（当たりすぎて）怖くなり逆方向に向かおうとする

はい、今回は直感の話を。

直感が鋭い人って、バシバシ自分の直感力をうまく使って、世の中をうまく渡っていける！みたいなイメージがあると思います。もちろんそのようにうまく使えてる方もいます。

でも、占いをよく見てる人、占い好きな人を観察すると、

元々の直感力は鋭いんだけど、
鋭すぎて、

『えーほんとかよー
そんなに全部当たってるわけないじゃんー』

って自分で、それを信じられずに、
直感と逆方向に行ってしまって
逆に不幸な選択をしてしまってる

ってパターンがよくある。

不幸って言っても、そんな大袈裟なものじゃなかったとしても

なんか雨降りそうだなーって思ったけど、気のせいかーって思って
傘を持って行ってなかった時に限って帰りに雨降るとか。笑

私もそのタイプだったんですけど、
変な話ですが小さい頃に、

予言みたいなことがかなりの確率で的中した時期があって

（例えば、あの子、この後何故か転びそう、
あの人はこういうこと言いそう、とか。）

それが怖くなって、友達に

『私が予想したことが的中してしまうけど、他の人にその予言を事前に言っておけば、それが本当に起こらないから！！だから先に言わせてくれ！！！』

って、いや、お前厨二病かよ、みたいなことを言いふらしてた時期があって。（笑）でもその当時はガチで、怖かったんですよ。

タロット占い動画とか、個人鑑定を初めた時も、具体的な内容なのに、細かく当たるって言われるのが（私は『これ当たってんのか？』って不安になりながらやってる。）

なんか、怖い

私の占い、直感が、当たるのがすごいだろ！！ええ？？？？？？？？？
とかいう自慢じゃなくて、

こんな、直感とかいう、
不確かなものを人様に提供してええんか？？

って思ってしまう時があったんですね。ぶっちゃけ。

私もそれで、占いとかスピリチュアル的なことから離れたい、もっと確実なものがやりたいんだよ、、、って思ってた時期がありました。実際、この界隈と距離を置いてた時期もあったんですが、

こんな感じで、直感力が鋭い人ほど、占いを職業にすること、

＜目に見えるものとか、科学的な証拠があるとか、そういう確実なことを他人に提供してるわけじゃないから＞

っていう理由で抵抗感ある人、よく見ます。

こういう予言とか見えないものを現実世界で伝えるときって、
自分の意見とか意思っていうよりかは

何かから”言わされてる”感じがある
言わなきゃいけない

っていう”巫女”的な感覚がかなり強くなると思うんですけど、

でもこれ、人間的な感覚とバランス取るのが
めちゃくちゃ難しい。

この鋭すぎる直感は、神（天とか高次元とかなんでもいいけど）のお告げ
的な感じもあって、

”自分で自分のことコントロールできない”
”自分の手の中の範疇に自分がいない”

みたいな感覚が強まる。

だから、

直感力が鋭すぎると反射的に
人間的な自分が『怖い』って思って、
自分の直感を信じられなくなっちゃう

あと、こういう巫女的な能力を使いすぎると、
他人から『すごい』と崇められたり、
見透かされてるみたいで下心がバレる（）んじゃないかと思われ、
避けられたり攻撃されたりする。

なので意識せず、コントロールしてない状態で
この能力をバンバン使ってしまうと

普通の人じゃないみたいな扱いされます

で、この能力を持ってる（維持してる）人は、これを気にしてることが大半。なんでいつもこんな扱いされるんだろう？と疑問に思ってる人もいれば、頭のおかしいことを言う、変わり者の自分のせいなんじゃないかって
思ってる人もいる。

でも逆に、私はすごい予知能力があるんやでと、驕り高ぶると、
皮肉なことに、この能力は消えてしまう。

消えてしまうというか、”機能しなくなる”感じ。

何故なら、『この能力を持った自分は特別』っていう傲慢さ＝自我（エゴ）だから。そのエゴで、直感が打ち消される。

この ”言わされてる”っていう状況は、安易に使われると

私は選ばれしものだから、
私のいうことが全部正しいんだから、
私は全てを知っている、

っていう、錯覚に陥りやすい。（特に劣等感が強めな人の場合。）

何故なら周りが崇めたり、反発したり、過剰に反応するから。
周囲の反応を間に受けたり、そこに振り回されすぎると（他人軸になる）ナルシスト化する。しかしそもそも直感は、自我（エゴ）をかなり薄い状態にしないと、入ってきにくい、キャッチしにくい。というジレンマ。笑

直感とかこういう感覚の強さって、とにかく扱いが難しい。

”何か”を強く感じていたとしても
それに従えないため、
現実が上手くいかなくなる人もいる。

でもだからこそ、？なのか、

この鋭すぎる直感が備わってる人は、

同時に強い自我（エゴ）を持ってるケースが非常に多い

直感力鋭い人は、純粋でピュア透明で白いオーラ〜♪
みたいなイメージが強いと思うけど、実は負けん気がかなり強かったり強烈な自我（エゴ）を同時に持ってるケースがほとんど。

（私もそのタイプ。外から見ればホワホワ（？）に見えるかもしれないが、同時にエゴが強く働く方だと自覚している。）

私の親族の中でも、かーなーりー　笑　エゴが強つよな感じの人が何人かいるのだけれど、その人に限って、（？）突然、霊感的な体験をしたり、ふっとした時、何かが乗り移って、これ、言わされてるのか？？？ってぐらい、その人のエゴが一瞬抜けて、メッセンジャー的な役割をしたりする。
（説明が難しい）


他にも、直感力を生かしたメッセンジャー的な役割をしてる人を何人か見たけど、みんなエゴが結構強い。笑

でも、逆に言えば、
これぐらいエゴ（＝現実的な感覚）が強くないと、
強すぎる直感（＝スピ的な感覚）を使いこなせないだろうな。とも思う。

直感力スピ能力強すぎるのにありえないぐらいピュアなままだと、自分で自分を守る機能が備わってない状態なので、壊されてしまうというか、この地球上でサバイバルするのは結構キツイと思う。（＝強烈な自我も上手く使えば、悪いものではないってこと）

（絶望的な意味ではなく、これからの時代はもっと良くなっていくと思うけれど、今まではその傾向が強かったってこと）

あと、パターン２として、

『あなたはエゴが強すぎて、超現実主義、現実しか信じてないから、もうちょっとスピリチュアルとか目に見えない大切なものもあると学びなさい』

って意味でそれを同時に授けられてる人もいる。
ってか、そういう現実主義に偏りすぎるほど、スピ度強めの体験をしやすい。
どう考えても超常現象やろ、みたいな、霊が見えるとか、聞こえるとか。その場合は元々強い直感力が備わってる、というよりかは、

強制的に、目に見えない世界もあるんだよってことを信じさせられることで、精神性を学んでいくパターン。
（こういう人、スピ界に多い。でもこれも”自分には優れたスーパー能力がある”って勘違いしない努力が必要。）

と、
直感のいろんなパターンを話してたら、
話が迂回しましたが、最後に、

直感が鋭いけど、

自分の直感が（当たりすぎて）怖くて

いつも逆方向に向かってしまう

なかなか自分の直感を信じることができない…

という方へのアドバイスとして、
本当に単純だし、地味なんですが、

とりあえず、
『このカフェ行ってみたい』
『このお菓子試してみたい』
『この人に会ってみたい』
『今日はこの色の服を着よう』とか

小さい規模のものからでもいいので
自分の直感に従って行動してみる

それしかないです。

今まで直感に従わず、逆方向に向かった時には
どういうことが起きたのか

それも思い出してください。笑

自分で行動してみて、
自分の中でデータを集めてみるしかないです。

あなたが受け止めている直感は、
外側、他人からは（ほとんどの場合）どんなものなのかはわかりません。

だから自分で、試行錯誤で、使ってみるしかない

直感が鋭すぎて、逆に怖くて従えない、という時期を長く経験すると
せっかくある直感が燻り始めるというか、くすみ始めてしまいます。

だから使って、もう一回磨く。
頭だけではなく、体感するのも大事です。