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私の留学体験談②
皆さん、この記事に興味を持ってくださりありがとうございます。
こちらは下記の「私の留学体験談①」の続きで、私が1年ほどカナダに留学していた時の体験談を書いています。
もし①をお読みになっていない方はぜひ最初からお読みくださると嬉しいです。
11~1月 留学生活への慣れ
秋〜冬にかけては、留学先でできたカナダ人のとも少しずつ仲良くなっていき、一緒に出かける友人も多くなっていきました。
留学先では、同じ寮に住んでいる子によく話しかけたり、他の国からの留学生たちとよく遊んでいました。
特に、留学中は、自分から積極的に行かないとなかなか友人ができないです。
留学生である自分に興味を持ってくれる人があまりいないんですね。
そのため、友人を作るためには自分から話しかけて、きっかけを作る必要があります。
講義の難易度は相変わらずでしたが、講義で出たレポートなどの課題もカナダ人の友人に添削をしてもらうなど、自分なりの対処法で単位が取れる見通しが見え、気持ち的にも安定してきた時期でした。
ご飯の話
慣れてきたとはいえ、食事面の問題もあり、日本が恋しいという気持ちはやはり少し残っていました。
どちらかというと、私の食い意地が原因になっていたかもしれません笑
どうしても日本食っぽいものが食べたくなった時は、アジア系の食材を置いているスーパーに行っては日本の食べ物に似せた味付けの料理を作ったり、家族に日本からインスタントのラーメンやほうじ茶を送ってもらって凌いでいました。
ちなみに日本〜カナダだと、荷物が届くまで2週間程度はかかりました。
通常配送だったので、お急ぎ便ならもう少し早いかもしれません。
また、留学していた町はとても小さかったのですが、そこにも日本食のレストランはあったので、もし私のように日本食がどうしても食べたくなった方は日本食のレストランに行くのも良いと思います。
また、金銭面が気になる場合には、自分で食材を買ってきて料理するのも良いと思います。
私の場合には、大学から少し歩いたところにアジア系の食材を売っているスーパーがあったため、そこで食材を調達していました。
特に大根やニラなどの日本料理によく使われる野菜、味の素や醤油などの調味料がとても重宝しました。
味付けが日本っぽいあっさりとした醤油系のものを作ると、意外となんでも日本料理っぽくなります。
日本にいた時は日本食も洋食も同じように好きでしたが、
日本食を恋しく思っていた影響もあり、留学生活を終えた今では日本食が何より好きになるなど、食の好みも変化しました。
休日の過ごし方
休日はカナダでできた友人とショッピングモールに出かけることが多かったです。
この時、一緒にぶらぶらとお店を見て回ったり、映画を見たり、ご飯を食べたりととても楽しかった思い出があります。
一方で、カナダの雰囲気から、なんとなく自分の居場所ではないように感じる瞬間もあり、どこか寂しいと感じる自分もいました。
留学すると海外の文化や価値観が自分に合っていると感じる人と、日本の方が実は自分に合っていたんだと気づく人の2パターンに分かれるという話を聞いたことがあります。
海外に大きな憧れを持って生きてきましたが、実際に留学してみると、私は後者の方でした。自分でも驚きです。
これは帰国後の話ですが、それまでそんなことはなかったのに、日本に帰った途端に居心地の良さを感じ、私はやっぱり日本人なんだと実感しました。
周りの人たちに支えてもらいながらもなんとか過ごす中で、冬になっても時々日本が恋しいと思うことが何度かありました。
冬休みとクリスマス
冬休みが一週間ほどあったので、一度帰国したいとも思いましたが、そのためだけに飛行機代を使うのはもったいないと思い、断念しました。
冬休みの間、仲良くなったカナダ人の友達が家に泊めてくれるということになり、友達とその家族と一緒に過ごすことができました。
カナダではアメリカなどと一緒でクリスマスは家族で過ごすことを大切にします。
多くの親戚たちが同じ家に集まり、一緒に夕食を食べ、語り合います。
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初めて見るほどの、巨大なツリーを思わずパシャリ
私がお邪魔していた家では、親戚たちでゲームをし、楽しんでいました。
私もなぜか一緒にゲームにまで参加させてもらい、その日は本当によく笑いました。
ご家族の方々が本当に温かくて、ものすごく居心地が良なってしまい、寮に帰るとなった日も本当は帰りたくないなあとずっと思っていました。
感謝しきれないほど良くしていただき、今でも思い出に残っています。
冬休み後、他の国からの留学生やカナダ人の友人との仲もだんだんと深まり、ようやく英語での会話が楽しくなってきました。
他国からの留学生やカナダ人などの友人など、交友関係も広がり、スキーやボードゲームカフェなど色々と遊びました。
英語のネイティブの方々同士の会話は知らないスラング等も多く、まだまだ聞き取れませんでしたが、2人で話してくれている時は普通に会話ができました。
また、いろいろな国からの留学生とも親しくなっていたおかげで、別の国の言語が混ざって訛ったような英語も少しずつ聞き取れるようになっていきました。
2月〜4月 留学生活の終わり、友人たちとの別れ
2月ごろからは受講していたクラスの期末試験に向けて、勉強に多くの時間を割いていました。
また、同じ日本の大学から留学していた友達と帰国前に旅行に行く約束をしていたので、その計画も練っていました。
他の大学ではどうかわかりませんが、私が通っていた大学では期末試験前に1週間ほどの休みがあり、自分の必要な勉強をすることができました。
また、学生の勉強のストレスにもものすごく大学側が気を使っており、ストレス解消グッズが全学生に配られるなど、日本の大学ではあまりない配慮がされていて、とても面白かったです。
そのおかげもあってか、期末試験はそこまで苦戦せずに乗り越えることができました。
ようやく期末試験を終えると、単位が取れたかどうかも不明なまま帰るための荷造りをしなければなりませんでした。
次年度に向けての寮の清掃などのため、寮からかなり早めに追い出されてしまう予定だったからです。
少し不安はありましたが、手応えもあったので単位は取れているだろうと思っていました。
無事に単位取得
数日経ち、私が受講した全ての講義で単位を取得できることが決まりました。
その後、すぐに寮から退去しなければならなかったため、急いで荷造りを終わらせ、留学でできた友人たちとの別れを惜しみました。
本当に多くの方々にお世話になっていたので、挨拶に相当の時間がかかりました。
本当にみんな優しく、温かいと感じる方々ばかりでした。
その方々とは、今でもFacebookで繋がっています。
その後、留学の締めくくりとして、日本から一緒に留学していた友人たちとカナダ旅行をしました。
二週間程度かけて各地を回り、留学最後の思い出作りに思いっきりはしゃぎました笑
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轟音を立てて流れ落ちる滝が迫力満点
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ずっと憧れだった協会を間近で見れた
まとめ
総じて見ると、留学生活は大変なことも本当に多かったですが、今ではそれも含めて楽しい思い出です。
また、自分のアイデンティティをはっきり自覚したことや、留学先での大変な勉強生活を自分の力で乗り越えられたというのも、貴重な経験でした。
最初は言語の壁やコミュニケーションの問題で悩みも多かったですが、結果的にたくさんの友人と出会い、一緒に過ごせた時間は本当に楽しかったです。
留学の時のことは鮮明に覚えていて、今ではかなり時間が経っているのにあの時の気持ちまで思い出せるほどです。
かなり事細かに書いてしまいましたが、留学の体験はこんな感じでした。
留学したいけど、不安でなかなか一歩を踏み出せない方がいましたら、そんなに心配しなくても良いと思います。
実際大変な思いをしたとしても、私のようにそれ自体がいい思い出だったと振り返ることができるかもしれませんし、そうではなかったとしても、どんな形でも皆さんの経験やスキルに繋がっていくと思います。
この記事が、留学を迷われている方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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