Q(きゅう)に第3新東京市(箱根)に行ってみたものの(箱根旅行前編)|ナインチェ・プラプラウスの「いつかいなくなっちゃうかもだし」#10
「そうか、そういうことか」
そう、気がついた時は、いつだって遅いんです。
「そんな顔しないで」
どーもどーも、ナインチェ・プラプラウスです。え? ちんちんじゃないよ?
ちょいクドイですが、引き続きエヴァ繋がりの、新鮮な話題をお送りします。
3月末、二人に急な連休が生まれたため、小旅行に行くことになりました。
行き先は、箱根。
人気温泉街でありながら、二人の大好きなエヴァンゲリオンの舞台となった街です。
映画の公開に合わせて、イベントも複数開催されているとのことでした。
話し合いの末、導かれた目的地は以下の通り
・箱根湯本駅(箱根の入り口。エヴァのお店があるらしい)
・ユネッサン(エヴァとコラボした「サードインパクト風呂」があるらしい)
・強羅公園(エヴァに登場する「ロンギヌスの槍」があるらしい)
・姥子駅(宿泊予定の宿があります)
・桃源台駅(駅がエヴァ模様にラッピングされているらしい)
・ポーラ美術館(ミフィちゃんが行きたがっています)
・ひがな湯治天山(温泉が人気とのことでご主人が所望)
急な旅なのであまりお金はかけたくないものの、全てを回るのはそれなりの移動が必要です。
そこで、新宿から箱根の往復費用を含みつつも箱根内乗り降り自由という、大変お得な、小田急箱根フリーパスを購入して「箱根大乗り継ぎ祭り」を開催することにしました。(デデン)
エヴァ柄のチケットという話もあったので、大歓喜(どんだけエヴァなんだよ)
上記目的地間の移動手段だけは定まり、当日を迎えたのでした。
朝、新宿駅でフリーパスを購入しました。
いたって平凡な橙色のチケットを渡されます。
「みんながみんなエヴァ柄が欲しいわけじゃないし、言わないとだめだったのかね」
「長い期間やっていたみたいだし、もう在庫切れちゃったのかもね」
そんな話をしながら、食らった肩透かしは見ぬフリをして、箱根湯本駅へ向かいました。
初日は、ユネッサンや強羅公園に寄りながら、宿に向かうコース。
昼すぎに湯本に到着したので、時間的には余裕のよっちゃんでしょう。
お昼ご飯を軽く済ませて、強羅行きの箱根登山鉄道を待つ間、エヴァストア(箱根湯本えゔぁ屋)に行きます。
普段見られない限定のグッズに目を輝かせながら、宿で楽しむためのエヴァ柄の花札「エヴァ札」を購入します。
ミフィちゃんが好きだというので、ご主人は花札童貞をこの夜捨てることにしました。
そうして、一本遅れくらいで箱根登山鉄道に乗り込みました。
やっと一息つきました。強羅公園で先に槍を見るか、それともユネッサンのお風呂で和むか、宿がある姥子駅までのロープウェイは何時までか、などを調べ始めます。
移動は、今乗っている鉄道に加えて、バス、ケーブルカー、ロープウェイと多様です。
少し調べ始めて、気が付きました。
乗り降り自由のフリーパスは確かにお得なのですが、使いこなすのは結構面倒なのです。
各地点までの行き方は複数あり、しかもそれぞれの時刻表がバラバラに存在しています。
合理的なルートを導き出すために必要な情報の取得が煩雑だったのです。
そして、決定的な情報が見つかります。
宿の最寄り駅までのロープウェイですが、終了時間が16時ごろとすでに時間がなかったのでした。
強羅公園かユネッサンのどちらを先に行くかではなく、どちらにだけ行くかを決めなくてはいけなくなってしまいました。
ユネッサンはルート外にあったので諦めることとし、強羅公園を選択しました。
そんなこんなで、強羅公園。
エヴァに登場するロンギヌスの槍(ネタとして人気のキーアイテム)があるというので、ワクワクしながら望みます。
箱根全体が山なため、強羅公園までの道のりも坂、強羅公園内も坂と足腰には辛いのですが、槍のため。頑張って上り続けます。
しかし、探しても探しても槍は見つかりません。
ネットで見た写真の場所っぽいところにもいきましたが、槍はありません。
痺れを切らして店員さんに聞きました。
「ああ、それは昨年末ごろに撤去されましたよ」
チケットの柄での肩透かし、早すぎるロープウェイの終了時間、それに加えて槍の不在。
確かに終了期間は書いてなかったけども、他のキャンペーンは3月末までやってるって書いてあったじゃない……
行かなかったユネッサンもコラボ終わってたのかな。
最高に消化不良ではありましたが、二人には早すぎる終ロープウェイへと足を運ぶことしかできませんでした。
ちょっと、この箱根旅行大丈夫?!
いやいや、「希望は残されているはず、どんな時でも!」
こんなんですが次回に続くんちぇ。
二人が行った箱根スポットはこちら
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