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「良い思い込み」のすすめ

「思い込み」って悪いイメージですか?
でも、誰しも何かしらの「思い込み」を持っているんじゃないかと
思います。
そこで、どうせ持つのなら「良い思い込み」を持った方がいいですよね。
(殊に、子どもたちにはのびのび楽しく生きていって欲しいと思い。。。)

うちの場合ですが、子どもに「良い思い込み」を持つように声かけをしていたので、自主的に勉強するようになりました。
勉強に限らず、将来の夢の為に自ら努力する子になりました。

ではどうすれば「良い思い込み」を持たせてあげられるでしょうか。

私は普通のママなので、難しいことはしていません。
ただ、子育て中は色々なシチュエーションの中で、さりげなく褒めることを
たくさんしていました。
(以前に投稿した「ジグソーパズルからも褒める」も読んでいただけると
嬉しいです。)

例えば、、
うちに限らず大半の家庭でもそうされていると思いますが
小さい頃から絵本を読んであげていたので、平仮名は小学校に入る前に
自然に覚えてくれました。

そこでもさりげなく、でも大げさに褒めました。
目をまん丸くして満面の笑顔で
「まだ習っていないのにすごいね〜。
あなたは賢いから本を読めるようになったね。」
という内容の言葉をかけてあげました。

簡単なお手伝いが出来た時、上手にブランコが漕げた時、
自転車に乗れた時 等々
小さい子どもには褒めるタイミングがたくさんあります。
でも、白々しくならないように、普段の会話の中で言っても不自然じゃない程度に、あくまでもさりげなく褒めていました。

"自分は賢いから出来る"と思い込ませる作戦でした。
そこは素直にだまされる年令を超えると成功しないかもしれないので
小さいうちから始めました。

(洗脳するのではないので「あなたは賢い〜」
と怖い顔で呪文のように唱えないで下さいね 笑)

自分は賢い、出来ると思い込ませてあげると自信を持つようになります。
そうして「自分は出来ると思っている状態」にしてあげるとお友達からも
一目置かれるようになり「出来ない自分」は想像しなくなります。

どんなことでも「自分には出来ない」と諦めるのではなく
「自分は出来る」というイメージを持った時から「出来る」に
近づいて行くのかなと思います。


余談になりますが、私は眼科で働いていて受付や検査の仕事をしています。
子供の視力検査をする時には、緊張を和らげるために雑談を交えたりもします。
その時も会話の中でなるべく褒めるようにしています。

私が言うことに対して的確に答えてくれて、検査が上手に出来た子に
「○○ちゃんはかしこいね」って言うと
嬉しそうに「うん」ってうなずいてくれます。
その自信に満ちた顔がとってもかわいくて、返答通り本当に賢い子なんだな
と感じます。

誰かに褒めてもらった記憶って大人になっても覚えているじゃないですか。
「賢いって言われた事」が良い思い込みになってくれたらいいなと思い
よその子どもでもつい褒めてしまいます。
普段から肯定的な言葉をかけられている子どもは、いつもニコニコしていますね。


本題に戻ります。
大人でも「良い思い込み」を持つ事をおすすめします。
私なんか何の取り柄もないので、自分に自信がなくて何をするにも
憂鬱な時期がありました。
でも、ある時ふと
  そう悲観することもないか、他の人も同じような事を考えているかも?
と思い、自分の良い所を探してみることにしました。

人に優しく出来る。親友がいる。車の運転が出来る。好きな服がある。
趣味がある。仲良しの家族がいる。何よりも健康である。。。

人によってはこれらは当たり前でつまらない事だと思うかもしれませんが
これらのことを当たり前と思うか、幸せだと思うかで周りの景色は違って
見えました。

例えば、お掃除が好きな人、嫌いな人がいますよね。
でも、掃除はしなければいけません。
それが嫌いでも
「時間もかかるし面倒だからイヤだなぁ」と思いながらするより
「きれいになって気持ちいいな。お掃除も悪くない」
など、肯定的に思い込む方がストレスは少ないでしょう。

どうせ同じことをするのなら楽しい気持ちでする方が精神衛生上も
良さそうです。

仕事に行きたくない日(けっこうある?!)でも
私はこの仕事が好きで楽しい、仕事の後の一杯の方が美味しいんだ!(笑)
などと「良い思い込み」を持って頑張って出勤します。
親がイヤイヤ仕事に行ってると、仕事ってイヤなものなんだと子どもが
思いますよね笑。

私は何かを食べている時、よく「おいしい」と発言します。
家で一人で食べている時でも言います。
本当においしいと思って自然と口から出るのですが
言わないときよりおいしく感じるような気がします。

スポーツも然り
趣味でテニスをしていますが、相手の方が強そうだなと思いながら対戦して
勝った試しがありません。
自分の方が強いんだ!と思い込んでプレーします。            思い込んでも負けることも多いですけど(笑)


子どもは大人の言葉に感化されやすいです。
良い言葉をかけてあげることで、子どもは良い方向に成長していくと   思います。
子どもが「良い思い込み」を持って楽しく過ごせるように、かけてあげる 言葉を選び、かわいいお子さんを大切に大切に育ててください。


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