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絵本は最高 おまかせブックトーク 

 10年くらい前から、アニマシオン好きの仲間と月一回の例会をやっています。とはいっても、忙しさを理由に、私が参加するのは、3ヶ月に1回くらいで申し訳ないのですが、今回はうちの小学校の図書館を会場として行った「アニマシオン例会」の様子をお届けします。

題して「うちの学校図書館の本で創るおまかせブックトーク」

1, アニメーターから

 まずは、私がブックトーク。紹介したのは、以下の三冊。絵本を読みながら、ポイントで絵を紹介したり、文をじっくり読んだりして、一緒にそれぞれの絵本の世界を味わいました。

『おまえうまそうだな』(作:宮西達也さん)では、家族の大切さ
『へいわとせんそう』(作:たにかわしゅんたろうさん)では、平和の大切さ
『いいな じぶん!』(作:くすのきしげのりさん)では、自分の大切さ
そう、この三冊に共通するテーマは、「大切なもの」です。何物にも代えがたい大切なものを守っていきたい、そんな願いをもって紹介しました。
 

2, 参加者からテーマを募集

 
例会に集まった方々に思いつくテーマを書いてもらい、ポストに投函してもらいました。ポストに投函するという行為もワクワクです。どんなテーマでもOK。でも、子どもたちに実践するときは、人が嫌がる言葉や個人名などは、外すように話しています。
 

3, 自分のテーマをくじ引きで


今度は、自分のブックトークのテーマをクジ引きの要領で引いてもらいます。どんなテーマになるか、それこそ、ドキドキワクワクです。この日のテーマは、というと、「正月」「やりなおし」「味」「なかま」「神様」などなど。
 テーマを読んで、すぐに絵本が浮かぶ人もいれば、どんな絵本にするかなやんでいる方もおられました。

4, うちの学校図書館を大捜索


テーマに沿った絵本を探しまくりです。目星を付けた絵本がなかったり、配架されている場所が分からなかったり。それでも、20分もすると、各自が5,6冊見つけて席に戻りました。ここから、三冊に絞って、ブックトークのプレゼンの準備です。
 絵本を選ぶときもそうでしたが、プレゼンのコメントを書く参加者もみんな楽しそう!!

5, みんなに紹介「ブックトーク」


参加者の誕生日順で、ブックトーク開始。一人持ち時間は3分。紹介しながら、クイズを出したり、絵本の細部を紹介したり、聞いていて本当に楽しかったです。
 紹介した後は、今回のブックトークで選んだ絵本と紹介コメントを展示させていただきました。
 翌日、図書館にやってきた子どもたちは、「なになに?」とのぞき込んでいましたが、早速、本を手に取って、借りていく姿も見られました。

 やっぱり絵本は楽しい! これから始まる冬休み! こどもたちが素敵な本とたくさんで会えますように!
                          大賀重樹

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